原題:Hated

1994年アメリカ/60分/カラー 提供:デックスエンタテインメント、トライネットエンタテインメント 配給:SCREAMING RECORDS

2008年1月12日よりシアターN渋谷にてレイトショー上映決定!! ■大阪:PLNET+1 1月25日よりレイトショー公開

公開初日 2008/01/12

配給会社名 0923

解説


『スタスキー&ハッチ 』(監督)『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(原案)で知られるトッド・フィリップスがNY時代に撮ったパンク・ドキュメンタリーの傑作。狂気のパンク・ロッカーと世界中に悪名を届かせながらも、高い音楽性でミュージシャンからもカルト的な人気を誇ったGGアリンの想像を絶する人生の記録。観客との暴力沙汰、糞尿まきちらし等のパフォーマンス、そしてドラッグのオーバ−ドーズでの死までを余すことなく描き、原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』やマイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』等の作品と同様にドキュメンタリーの枠を越えた衝撃を見るものに与える。流行のパンク・ドキュメンタリーに止めを刺す、真のパンク・ドキュメンタリーが日本上陸!!

GGアリン(GG Allin、1956年8月29日—1993年6月28日)
ステージ上での排泄、ガラスやビール瓶で自分を切り刻む自傷行為、観客に向かって罵りと糞便と暴力をまきちらすという、過激なパフォーマンスが有名で、「HATED IN THE NATION(国中の嫌われ者)」というアルバム名が示すとおり、現在でも「変態ミュージシャン」の代表格として語られるほどである。だが彼の作り出すパンク・ロックは非常に攻撃的でソリッドであるとして音楽性も高く評価されており、「アリンこそが真のパンクロッカー」とするファンも多い。アリンのパフォーマンスにおけるもう一つの特徴は、度々あった自殺予告だった。1989年のハロウィンにステージ上で自殺するつもりだという声明を、雑誌に寄稿。だが彼は、その時刑務所の中にいた。彼はその後も、毎年自殺予告を続けたが、ハロウィンの日には彼は必ず獄中にいた。また多数の才能あるミュージシャン(ダイナソーJr の J・マスシス、元ラモーンズのディー・ディー・ラモーン、MC5のウェイン・クレイマー等)が彼のサポートをしていたのも大きな特色である。持つ音楽性は幅広く、ニューヨーク・ドールズを敬愛し、大量のレコーディング・マテリアルの中には、パンク・ロックに留まらず、ハンク・ウィリアムズ・ジュニアに捧げられた、カントリーアルバムもリリースしている。

ストーリー

劇中使用楽曲:
1.Die When You Die
2.Gypsy Motherfu*kers
3.Fu*k Authority
4.Suck My Ass It Smells
5.I Want To Kill You
6.Carmelita
7.Bite It You Scum
8.When I Die
9.Highest Power
10.I Kill Everything I Fu*k (the Aids Song)
11.Look Into My Eyes & Hate Me

スタッフ

監督:トッド・フィリップス

キャスト

GGアリン
マール・アリン
ディー・ディー・ラモーン

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