いつか、心が壊れても

2008年/日本/カラー/115分/ 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2008年10月24日よりDVDリリース 2008年4月26日、新宿バルト9、シアターN渋谷にてロードショー

(C)2008「あの空をおぼえてる」フィルムパートナーズ

公開初日 2008/04/26

配給会社名 0042

解説



 竹野内豊が7年ぶりの映画への出演を決意したのは、「今だからこそ、作るべき」と感じたという本作との出会いでした。殺伐とした事件が続発する現代で、人が生きていくうえでの原点である家族と、人を思う気持ちを描きつつ、愛と生、幸福、そして永遠の別れという、シンプルでありながら、最も深遠なテーマを美しい田園風景や建築物、衣装などを交え情感溢れる映像で綴った感動作、それが『あの空をおぼえてる』です。

 娘を交通事故で亡くし、自責の念に苛まれる父、雅仁。一人奇跡的に助かった兄、英治。幸せな4人家族に突然ふりかかった不幸を乗り越えようと、懸命に生きる姿を描く感動のドラマ。父親、深沢雅仁を演じるのは竹之内豊。01年の『冷静と情熱のあいだ』以来、2本目となる待望の主演作です。太陽のように明るく家族を包み込む母親、慶子には、『踊る大捜査線』(98)などを経て、舞台にも活躍の場を広げている水野美紀。英治には、『涙そうそう』(06)、『マリと子犬の物語』(07)での名演技が記憶に新しい広田亮平。家族の中できらきらと輝く存在の妹、絵里奈には、“天使の笑顔”を持つ吉田里琴。さらに、小日向文世、小池栄子、品川佑、中嶋朋子など多彩な顔ぶれが脇を固めています。

 監督は富樫森。長編デビュー作『非・バランス』(01)以来、登場人物を繊細に表現する演出には定評があり、『ごめん』(02)、『星に願いを。』(03)などを監督。
 そして、主題歌を担当するのは、平井堅。この映画のために書き下ろした「いつか離れる日がきても」(作詞・作曲・歌:平井堅/DefSTAR RECORDS)が、観る者の感情を揺さぶる物語に印象的な余韻を添えています。

ストーリー

スタッフ

監督:冨樫森
脚本:山田耕大
撮影:中澤正行(J.S.C.)
照明:木村匡博
美術:中澤克巳
録音:野中英敏
編集:森下博昭
原作:ジャネット・リー・ケアリー(「あの空をおぼえてる」ポプラ社刊)
企画・製作:ソニー・ミュージックエンタテインメント、サンダンス・カンパニー

キャスト

竹野内豊
水野美紀
広田亮平
吉田里琴
小池栄子
中嶋朋子
徳井優
濱田マリ
品川祐
小日向文世

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