1303号室
原題:Apartment 1303
あの部屋にいる人は、みんなみんな死んじゃうんだよ。
2007/アメリカ/94分/カラー/ビスタサイズ/DTS 配給:スリー・ジー・コミュニケーションズ
2008年03月19日よりDVDリリース 2007年11月3日(土)より、シネマート新宿ほかにてロードショー! 2007年10月27日(土)より、銀座シネパトス、シネマート六本木ほかにてロードショー!
© 2007 THE MONTECRISTO FUND LLC.
公開初日 2007/10/27
配給会社名 0892
解説
呪われた過去……。 連続投身自殺!
1303号室の呪いからは、誰も逃れられない。
美しい海を見下ろす13階建てのリゾートマンション。最上階の1303号室に住むのは、何故か若い女性ばかり。しかも、彼女たちは一人の例外もなく窓から飛び降りて死んでいく。真利子の妹である沙弥香もまた、1303号室の窓から身を投げて死んだ。妹の死の謎を解くために、真利子はたった一人で1303号室の謎に挑む。そして明かされるのは、悲哀と残酷に呪われた過去だった……。
世界20ヶ国を席巻した恐怖!
ディレクターズ・カット・エディションで逆輸入公開!
数多くのホラー作品を手がけてきた原作者・大石圭。自らの最高傑作と公言する「1303号室」がついに映画化。恐怖は国境を越え海外20ヶ国以上での公開が決定! 日本より先に公開された国では新たな恐怖を求め観客が殺到! 海外公開版とは異なるディレクターズ・カット・エディションでついに日本でも解禁される。
監督は「日本製少年」、「富江」シリーズなどの代表作を持ち、海外での評価も高い及川中。
主人公の真利子役には「ストロベリーショートケイクス」「夕凪の街 桜の園」などに出演し、その演技力に評価が高まる中越典子。出演は映画、TV、舞台と幅広く活躍する古田新太、「tokyo,sora」「クローズドノート」の板谷由夏、「ツィゴイネルワイゼン」「蛇イチゴ」の大谷直子など、近年のホラー作品には珍しく実力派が揃う。
恐怖の部屋「1303号室」からあなたは逃れられない!!
ストーリー
海からの風に揺れるカーテン。染み一つない綺麗な部屋。「1303号室」のプレートが真新しく光る。
憧れだった、海の見える高級マンション。緑川沙弥香の胸は高鳴る。明日から恋人の岩田健一郎と共に同棲生活が始まるのだ。引越しを終えた二人は友人を招き、ホームパーティーを開く。友人たちの祝福に囲まれ、沙弥香は人生最高の日を迎えていた。
パーティーも終盤を迎え、沙弥香は飼い犬のサマンサを追って和室に踏み入った。鼻をくすぐる、何かの腐ったような臭い。押入れの襖に何者かの気配があった。
リビングに戻り、頼りない足取りでベランダへと向かう沙弥香。健一郎は不信の目を向ける。明らかに様子がおかしい。沙弥香はソファに置かれたクマのぬいぐるみを抱き、健一郎に微笑みかけると、そのまま躊躇なく地面へと身を投げた。
コンクリートの表面に叩きつけられ、ありえない方向に曲がった沙弥香の四肢。笑っているような顔。身体から染み出す赤黒い液体……。
人形のように綺麗な少女がクマのぬいぐるみを拾い上げ、囁いた。
「また落ちちゃったね……」
沙弥香の葬儀の日。姉の真利子は健一郎から沙弥香の死が自殺ではないと聞かされる。真利子は沙弥香の死に不信を感じ、部屋の整理も兼ねて1303号室を訪れる。一度も使われることのなかった寝具。姉妹の写真。壁に貼られたままの、引越し予定表。部屋に置き去られた携帯電話には、はしゃぐ沙弥香のメールが残されていた。真利子は髪の絡みついたピアスを拾う。沙弥香の趣味ではない、古びたものだった。
真利子は隣室(1302号室)の少女を訪ねる。その手にはあのクマのぬいぐるみが抱きしめられていた。散らかされ荒廃した部屋の中で少女は一人、母親の帰りを待っている。
「お姉ちゃん。隣のお部屋、怖くないの?」
「隣の女の人は、みんな死んじゃうんだよ」
人形のように美しい、無表情な隣室の少女。
彼女との出会いが真利子を『1303号室』の惨劇へと誘う……。
スタッフ
監督:及川中
原作:大石 圭(河出書房新社 刊)
脚本:大石圭/佐藤孝昌/及川中 音楽:三善雅己 撮影:喜久村徳章
美術:小泉博康 照明:鈴木秀幸 録音:深田晃 編集:掛須秀一
プロデューサー:原田知明
主題歌:“Clover”/Bahashishi(コロムビアミュージックエンタテインメン)
配給:スリー・ジー・コミュニケーションズ
配給協力:ティー・オーエンタテインメント 宣伝協力:クルーズ
提供:アミューズ/角川映画/ティー・オーエンタテインメント/キャリアアンドブリッジ
キャスト
中越典子
古田新太
板谷由夏
初音映莉子
深田あき
街田しおん
松尾敏伸
大谷直子
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