男は、女を「見続けた」
女は、男に「見せ続けた」
これは、40年に及ぶ「愛の奇跡」

2007年/日本/カラー/133分/
配給:AMGエンタテインメント

2008年04月23日よりDVDリリース
2007年11月10日、Q-AXシネマにてレイトショー

(C)2007「観察」フィルムパートナーズ

ビデオ時に変わった場合の題名 観察 永遠に君をみつめて

公開初日 2007/11/10

配給会社名 0644

解説



緒川たまき主演で贈る、大人の純愛ファンタジー。
不器用なまでに純粋な男女を描いた、悲しくも美しい物語。
男女それぞれの側面を2部構成で描き、物語が進むにつれ、互いの感情が明らかになっていく。近すぎては破綻してしまう、遠すぎては忘れてしまう、その狭間の微妙な「距離感」。ここに、大人が泣ける純愛感動作が完成した。

奇跡の愛を描いた恋愛映画が大人たちの間で人気を博している。混沌とした今の世の中では、本当に純粋なモノが求められているのかも知れない。大人たちは、自分の生き方に戸惑いながらも、必死に答えを探し求めている。だけど、時にはふっと立ち止まり、自分を見つめ直してみると、つい忘れてしまいがちな、大切な感情を思い出せるはず。この映画の主人公たちのように—。

物語は主人公、茂樹の少年時代から始まる。茂樹は、弥生という少女に恋をした。彼は、父親に買ってもらった望遠鏡で、丘の上に住む弥生を見つめる。毎日毎日。それは、誰もが一度は抱く淡い恋心。大人になったら、消えてしまう儚い感情。でも、茂樹は片時もその気持ちを無くす事はない。弥生に恋人が出来て結婚し、自分も妻子を持ってもなお、茂樹は弥生を遠くから愛し続ける。40年後、その想いが報われる時がくる。弥生の心が、茂樹の元に届き、そして彼は全てを知る。自分の愛の意味を…
切ないまでに美しい二人の距離。決して壊れることのない絆のもう一つの側面が明らかになる時、純愛に満ち溢れた奇跡に出会う。

主人公の弥生を演じるのは、緒川たまき。映画『PU プ』で女優デビュー。『ナチュラル・ウーマン』『静かな生活』『SF サムライ・フィクション』等に出演し、確かな演技で注目を集める。また、女優以外にパーソナリティーや写真家としての一面も。男性ファンのみならず、彼女のライフスタイルや、エッセイ等が、多くの女性ファンからの支持を受けている。最近は『楳図かずお恐怖劇場』『乱歩地獄』『ユメ十夜』などオムニバス映画への出演が多く、長編作品は03年『娘の結婚』がある。

その相手役、茂樹には小沢和義が熱演。最近では、本田隆一監督『戦-IKUSA-』での活躍が記憶に新しいところ。そして、壮大な物語を支える為に、豪華共演陣が集結。『陽気なギャングが地球を回す』の光石研、『LOFT』の江口のりこ、『MAKOTO』の河合美智子、『深紅』の小倉一郎、『遠くの空に消えた』の鈴木砂羽、『明日の記憶』の遠藤憲一、『SCORE』の小沢仁志等が共演。物語に説得力と、深みを与えている。監督は05年『イヌゴエ』&06年『イヌゴエ幸せの肉球』を手掛けた、横井健司。情緒豊かに描写された映像で、大人のファンタジーに仕上がっている。

ストーリー







少年、茂樹は10歳の頃、自分の部屋を初めてもらう。
その部屋の窓から外を眺めると、丘の上の大きな家の窓に少女が見えた。一瞬にしてその少女に心を奪われた茂樹。
少女の名は弥生。
天体望遠鏡を買ってもらって、茂樹は弥生を見続けた。
だがしばらくして、茂樹は引越すことになる。自分の事を知らない弥生にラブレターを投函して、茂樹は街を離れた。

大人になった茂樹は、ガソリンスタンドで働きながら、相変わらず弥生を見続けていた。誰も傷つける事はなく、自分も傷つかないように、茂樹は静かに暮らしている。

ある日、いつものように弥生を見ていると、彼女の部屋に男が現われる。そして、二人はキスをした。茂樹はショックを受け、自暴自棄になる。

その後、茂樹は同僚の美咲と愛のない結婚をした。茂樹と美咲の間には子供も一人生まれ、家庭は順調。
そしてまた、弥生も結婚して娘を儲けた。
それでも尚、茂樹は依然と弥生を見続ける。「自分の部屋」を確保し、家族には秘密にしたままで。

だが、そんな茂樹の平和な家庭にも終わりが訪れる。
長年に渡り弥生を覗いていた事が、美咲にばれてしまう。そして、美咲は家を出て行った。

茂樹は今年で50歳になる。長い年月の間に毎日酷使したため、茂樹の眼は病を患う。視界が曇り、望遠鏡を覗いても、ぼやけてはっきり見えない。

そんなある日、ダンボールに入った荷物が届く。
その中には、弥生が書いた数百冊のノートが入っていた…

スタッフ

製作:永森裕二、島 俊雄
プロデューサー:南 雅史
原案・脚本:永森裕二
脚本:横井健司
撮影監督:下元 哲
照明:高田宝重
録音:西岡正巳
美術:松塚隆史
衣装:宮田弘子
メイク:清水ちえこ
音楽:遠藤浩二
効果:丹 雄二
編集:千葉義則
助監督:多胡由章
制作担当:板井茂樹
キャスティングプロデューサー:狩野善則
キャスティング協力:綿引近人
監督助手:松本 動、米里圭子
撮影助手:朝倉茉里子
照明助手:塚本宣威
録音助手:原川慎平、良井真一
美術助手:三村 薫
衣装助手:岸 典子
スチール:コイケ タカ、小沢智範
メイキング:有馬 顕、石川 真吾
コラージュ:近藤由美子
CG:高井佳祐、多胡由章
EDD:星名隆志
MA:増田英己
車輌:永富道之(ショウビズ)
制作主任:中村 元
制作進行:尾関 玄
制作デスク:笹浪美樹、久米 研
技術協力:PanasonicDVワークショップスタジオDU、映広
美術協力:株式会社シャルマン、長谷川眼鏡株式会社

キャスト

緒川たまき
小沢和義
光石研
江口のりこ
小倉一郎
河合美智子
平田満
岡本奈月
石堂夏央
山本剛史
大西武志
山本浩司
松田賢二
小林且弥
鈴木亮介(子役)
新井みやび(子役)
遠藤憲一
鈴木砂羽
小沢仁志

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