原題:Hatsu-koi

2007年/日本/カラー/96分/DV/STEREO/with English Subtitles(英語字幕付) 配給:habakari-cinema+records

2007年10月20日よりシネマアートン下北沢にてレイトショー

公開初日 2007/10/20

配給会社名 0878

解説


監督の今泉浩一はピンク映画を中心として活動する俳優でもあり、インディペンデントでゲイ映画を撮り続ける国内では特異な映像作家でもある。リアルなゲイ像を演じるメインキャストの多くは今作が映画初出演であり、その脇を伊藤清美、河名麻衣、葉月螢、小林節彦らのピンク映画俳優陣、川口隆夫(Dumb Type)、弥次子喜多子など個性豊かなパフォーマー達が固める。

「いくつになっても、何度目でも、人を好きになる時の気持ちはいつでも『ハツコイ』のようなもの」という信条を軸に、カムアウト、同性婚などの題材を織り交ぜながら成長していく若者たちのアイデンティティーの確立を描く、「それぞれの」夏から春への物語。

ストーリー








ぼくはこっそり なみだをながす こいをしたままで

高校3年生の唯史は、クラスメートの公太に秘かな恋心を抱いている。だが、本心を告げる事も出来ないまま、表面上は仲のよい友人として付き合っていた。そんな夏のある日、登校中のふたりに同級生たちが「おかま」と心ない言葉を浴びせからかい、それ以来公太は唯史を避けるようになってしまう。

失意の唯史は学校をさぼり、あてもなくひとり電車に乗っていると、そこには唯史が生まれて初めて目にするゲイカップル、宏毅と慎二が乗り合わせていたのだった。なにかに突き動かされるように、唯史はその後を追って歩き出すが、それをきっかけとして事態は誰もが予想しない方向へと転がっていく…。

スタッフ

監督・脚本・撮影・編集:今泉浩一
音楽:PEixe-eletrico
スチル写真:田口弘樹
タイトル題字:赤岩保元
製作:habakari-cinema+records

キャスト

村上ひろし
松之木天辺
川島良耶
堀江進司
柴田惠
伊藤清美

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