原題:Brothers

戦死したはずの夫が戻って来た。別人になって・・・。

2005年サンダンス映画祭(観客賞)受賞作品 2005年デンマーク・アカデミー賞 (最優秀主演女優賞)受賞作品 2005年ロベルト賞(最優秀脚本賞)受賞作品 2006年カンヌ国際映画祭(UCMF映画音楽賞)受賞作品

2004年8月27日オランダ公開

2004年/デンマーク/110分/カラー/ドルビー SRD/1:1.85 配給:シネカノン

2007年12月1日、シネカノン有楽町2丁目にてオープニング作品としてロードショー

(C) 2004 Zentropa Entertainments14 ApS.

公開初日 2007/12/01

配給会社名 0034

解説


美しい妻サラと二人の可愛い娘を持った国連軍のエリート兵士ミカエル。幸せな日々を送る彼に、戦渦のアフガニスタンへの派遣が命じられる。やがてアフガニスタンからサラの元に訃報が届く。捕虜救出に向かったミカエルの乗ったヘリが、アルカイダに撃墜されたのだ。突然の報せに嘆き悲しむサラたちの心の支えとなったのはミカエルの弟ヤニックだった。しかしその頃ミカエルは捕虜となって生き延び、過酷な状況に直面していた。そしてある日、国連軍に助けられ帰国するが、ミカエルはまるで人が変わったようになっていた・・・。
軍人である夫の戦死を告げられた妻。その死の喪失感を妻と共有する事で、初めて他人と心を通わす事が出来た夫の弟。そして実は捕虜となって生き延びていた夫は、その頃衝撃的な体験をさせられていた。運命のいたずらによって突然崩れていく、ささやかな暮らし。予期せぬ出来事がまた別の予期せぬ出来事を生み、日常の小さな裂け目は次第に大きくなり、やがてそれは狂気へとつながる。誰にも話す事の出来ない狂気を抱え込み、その悲劇を乗り越えて愛と人生を取り戻そうと必死にもがく夫。思いがけない困難が立ちはだかっても、それでも夫との未来を信じ続ける妻。そこで描かれる深い葛藤と愛は、大きな感動を呼ぶだろう。そしてラストに訪れるかすかな未来への希望の光は、観る者すべてに歓びを与えてくれるだろう。

ストーリー

スタッフ

監督:スサンネ・ビア(『しあわせな孤独』)
脚本:アナス・トーマス・イェンセン(『ミフネ』)

キャスト

コニー・ニールセン
ウルリッヒ・トムセン
ニコライ・リー・コス

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す