原題:Rosso Come

明日を信じる勇気を失わない。

2005年/イタリア/95分/35mm/ビスタ1:1.85/カラー/ドルビーデジタル 配給:シネカノン

2007年9月8日、渋谷シネ・アミューズほかにてロードショー

(C)ORISA PRODUZIONI SRL 2005

公開初日 2007/09/08

配給会社名 0034

解説


今も語り継がれる名画たち—『ニューシネマパラダイス』『ライフイズビューティフル』を生んだイタリアからまたひとつ、あたたかな涙と感動に包まれた作品が届きました。
その天賦の才能を生かしてイタリア映画界第一線で活躍するサウンド・デザイナーとなった、盲目のミルコ・メンカッチ。この物語は、不慮の事故にょって視力を失いながらもやがて暗闇から音をとおして光を見出していった、彼のドラマティックで果敢な少年時代のトゥルー・ストーリーだ。事実だからこそ伝えられる感動、そこには明日を信じる勇気が込められてる。演出にあたっても、実際に目の不自由な子供たちが多数起用されている。

映像に合わせ、ある時は映像以上に音によって映画を表現する“音の魔術師”ミルコ。この作品は盲目でありながらその天賦の才能を生かし、現在イタリア映画界の第一線で活躍する音響編集者(ルビ:サウンド・デザイナー)となったミルコ・メンカッチの、フィクションよりもはるかにドラマティックな少年時代の実話に基づいている。事実だからこそ伝わる感動の物語が、明日を信じる勇気を観る者すべてに与えてくれる。

ストーリー

1971年イタリア、トスカーナ。映画をこよなく愛する10歳の少年ミルコは不慮の事故によって、両眼の視力を失ってしまう。両親と離れ全寮制の盲学校へ転校させられ、自分の目が見えないことを受け入れられずに心を閉ざすミルコ。だがある日のこと、偶然見つけた古ぼけた一台のテープレコーダーから知った音との出会いが、彼に新しい世界をもたらしていくーー。
彼の優れた聴力に気がついた担任のジュリオ神父やお転婆な少女フランチェスカに助けられながら、ミルコの自由を信じる強い意志は閉ざされた世界に留まっていたクラスメイト達にも夢と希望を与え、やがてそれは周囲の人々や世論をも突き動かすことになる・・。

スタッフ

監督・脚本・プロデューサー:クリスティアーノ・ボルトーネ
共同脚本:モニカ・ザペッリ、パオロ・サッサネッリ
音響デザイン:ミルコ・メンカッチ
音楽:エツィオ・ボッソ

キャスト

ルカ・カプリオッティ
パオロ・サッサネッリ
マルコ・コッチ

LINK

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