ディスタービア
原題:Disturbia
リセット不能の"覗き見"ゲーム
2007年/アメリカ/カラー/1時間44分/ビスタサイズ/DTS-ES/字幕翻訳:栗原とみ子 配給:角川映画 角川エンタテインメント共同配給 宣伝:角川エンタテインメント DW劇場宣伝グループ
2008年04月25日よりDVDリリース 2007年11月10日(土)、スバル座ほか東宝洋画系にて全国ロードショー
©2007 Dream Works LLC and Cold Spring Pictures. All rights reserved.
公開初日 2007/11/10
配給会社名 0058
解説
●全米3週連続No.1! 10週連続トップテンにランクイン!
リセット不能の≪アンリミテッド≫ショック・スリラー!
2007年4月に全米公開されるや3週連続No.1を記録、『スパイダーマン3』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』など並み居る競合作が続々と公開される中、堂々の10週連続トップテン入りという驚異的なロングランヒットを記録したのが、アンリミテッド・ショック・スリラー作『ディスタービア』だ。
父の死が引き金となり、警察沙汰を起こして自宅軟禁処分を受けた主人公ケール(シャイア・ラブーフ)は、暇つぶしのために軽い気持ちで近所の「覗き見ゲーム」をはじめる。美少女の水着姿、大人たちの秘密、お向かいさんの家庭事情・・・・・・。ケールの覗き見ゲームはエスカレートしていくが、あるとき血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目撃する。同じ頃、付近では同じ特徴をした女性たちが次々と姿を消す行方不明事件が発生。それらの関係を疑い始めるケールは、やがて単なるお遊びでは済まされない、絶体絶命の危うい深みへと引きずりこまれていくことなる——。
「行動範囲は半径30m」「足首には監視システム」「アイテムはデジカメにiPod、携帯電話」「味方は親友とパソコンとYou Tube」という特異な状況下で、リセット不能の「覗き見ゲーム」をはじめた主人公が巻き込まれていくショッキングな急展開の連続。104分間ぶっ通しの≪アンリミテッド≫な緊迫感は、誰もがやみつきになる!
●好奇心を刺激する「覗き」というセンセーショナルなテーマ
パパラッチの報道がお茶の間を賑わせ、リアリティ番組が一躍ブームになるなど、他人の赤裸々な私生活を「覗く」ことが市井の話題をセンセーショナルに喚起している現在。こうした時代の変化を巧みに汲み取りつつ、一方で“実体のわからない隣人の恐ろしさ”という現代的なテーマにも着目し、見るものをどんどん物語に引き込むスピーディなテンポで、ショッキングに「覗き」を描き出している。
脚本を手にしたスティーヴン・スピルバーグが絶賛したというストーリーには、誰しもが持つ「覗き」に対するうしろめたい快感とハラハラする好奇心を大いに駆り立てる刺激的な展開が満載。さらに、ノンストップに畳み掛けるスリルと、推理小説を読み解くようにひとつひとつ明らかになっていく、覗いた先にある“謎”の正体、思考が交錯し、次第に覗いているのか、覗かれているのか分からなくなる不気味さ、ズルズルと呑み込まれていく危険なゲーム。観客を主人公の隣にいる気分にさせる臨場感も加わり、オープニングからラストまでめまぐるしく展開するストーリーに、目が離せない。
●スティーヴン・スピルバーグが絶賛する新進気鋭の若手俳優、シャイア・ラブーフ主演
主人公ケールを演じるのは、子役からデビューし、数多くのTVドラマ、映画に出演を重ね、最近では本作がきっかけでマイケル・ベイ監督作『トランスフォーマー』の主役に大抜擢されたという注目の大型若手俳優シャイア・ラブーフ。正月公開予定のアニメーション大作『サーフズ・アップ』では主人公コディの声を、『インディ・ジョーンズ4』ではハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズの相棒役に大抜擢されるなど、今後も超大作が目白押し。そして2008年にはドリームワークスのスリラー作“Eagle Eye”で本作の監督D・J・カルーソと再びコンビを組むなど、まさにスティーヴン・スピルバーグの秘蔵っ子として、今、ハリウッドで最も熱い注目を浴びている。
共演には、清水崇監督作『呪怨 パンデミック』にも出演する期待の新人女優サラ・ローマーをはじめ、『マトリックス』シリーズのキャリー=アン・モス、『グリーンマイル』のデヴィッド・モースといった実力派も顔を揃えている。監督は『テイキング・ライブス』『トゥー・フォー・ザ・マネー』などスタイリッシュな作品を生み出しているD・J・カルーソ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』などのジェフ・ザネリが音楽を手がけるほか、カルーソ監督作を支え続けるベテランスタッフが参加している。
●スリラーの名作の数々を応用した見応えのあるストーリー展開
雄大な自然の中で父子が釣りを楽しむ美しいシーンから一転、どん底の悲劇やパニックが絶え間なく押し寄せるテンポの良いストーリーには、名作スリラーと呼ばれる作品のエッセンスがあちこちに応用されている。ヒッチコック不朽の名作『裏窓』はもちろんのこと、『ローズマリーの赤ちゃん』『ケープ・フィアー』『隣人は静かに笑う』などに描かれている身近に潜む得体の知れない恐怖、『ブレアウィッチ・プロジェクト』のドキュメンタリータッチの手法、『スクリーム』のギミック、『テキサス・チェーンソー』のジワジワと襲い掛かる不気味さ、『ソウ』シリーズ『es[エス]』などで描かれる特異なシチュエーションが生み出すサイコ・サスペンスのテイストなどをはじめとした、映画史に残る様々なヒット作の要素が漂っている。それらを緻密かつ完璧に再構築し、全ての要素を効果的に演出した本作は、これまでのスリラーの枠にとらわれない、1歩先に進んだ新しいスタイルの映画と言えよう。
ストーリー
最愛の父親を自動車事故で亡くして自暴自棄になったケール(シャイア・ラブーフ)は、学校で暴行事件を起こし、裁判所から3ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡される。そして、半径30メートルを超えると警察に通報される監視システムを足首に取り付けられ、自宅内で退廃的な生活を送るうちに、退屈しのぎに何気なく近所の覗き見を始めることにする。やがて、窓の外に見える光景に好奇心を抱き始めたケールは、隣に引っ越してきた美しい同級生アシュリー(サラ・ローマー)とも親しくなり、親友のロニー(アーロン・ヨー)を交え3人で、「覗き見ゲーム」にのめり込んでいく。そんなある日、ケールは血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目撃する。同じ頃、付近では赤毛の女性ばかりが行方不明になる事件が多発。ケールは裏手に住むターナー(デヴィッド・モース)が事件の容疑者と同じ車に乗っていることに気づき、さらに疑念を抱くことに……。
次々と浮かび上がるターナーの不審な行動の真相をつきとめるため、ケールは自宅にある最新機器を使って、アシュリーたちと共に覗きを続ける。しかしそれは、決して遊び半分では済まされない、最悪のシチュエーションの幕開けだった…。
スタッフ
監督:D・J・カルーソー
製作:ジョー・メジャック、E.ベネット・ウォルシュ、ジャッキー・マーカス
原案:クリストファー・ランドン
脚本:クリストファー・ランドン、カール・エルスワース
製作総指揮:アイヴァン・ライトマン、トム・ポロック
提供:ドリームワークス・ピクチャーズ、コールド・スプリング、モンテシト・ピクチャー・カンパニー・プロダクション
製作:モンテシト・ピクチャー・カンパニー
提供:ドリームワークス・ピクチャーズ
キャスト
ケール・・・・・・シャイア・ラブーフ
アシュリー・・・・・・サラ・ローマー
ロニー・・・・・・アーロン・ヨー
ミスター・ターナー・・・・・・デヴィッド・モース
ジュリー・ブレット・・・・・・キャリー・アン・モス
ダニエル・ブレット・・・・・・マット・クレイヴン
グティエレス巡査・・・・・・ホセ・パブロ・カンティーリョ
パーカー捜査官・・・・・・ヴィオラ・デイヴィス
グリーンウッド家の子供(1)・・・・・・ブランドン・カルーソー
グリーンウッド家の子供(2)・・・・・・ルチアーノ・ラウーソ
グリーンウッド家の子供(3)・・・・・・ダニエル・カルーソー
ミセス・グリーンウッド・・・・・・シンディ・ルー・アドキンス
ミスター・カールソン・・・・・・ケヴィン・クイン
ミセス・カールソン・・・・・・エリス・ミルト
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