原題:Epic Movie

20世紀FOXが贈る! ライバルは「パイレーツ・オブ・カリビアン」???

2007年/アメリカ映画/1時間32分/SR-D、DTS/5巻/翻訳:林完治 配給:20世紀フォックス映画

2010年06月25日よりDVDリリース 2007年6月2日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次ロードショー

(C)2007 Regency Entertainment (C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2007/06/02

配給会社名 0057

解説


『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』
『チャーリーとチョコレート工場』
『パイレーツ・オブ・カリビアン』など超大作の英雄たちが贈る爆笑パロディ映画

『鉄板英雄伝説』は、パロディ映画の辣腕コンビ、ジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァーの最新作で、今回のターゲットはSFX満載のハリウッドの大ヒット大作映画だ。『最終絶叫計画』と、『Date Movie』(日本未公開)で、ホラー映画とロマンティック・コメディ映画のジャンルをものの見事にぶったぎった2人が、今度は、まだ誰の手垢もついていない公開されて間もない最新のハリウッド・メガヒット作に狙いをつけ、再び、“2匹目のドジョウ”を狙うが勝ち!ということを全米オープニング第一位獲得という快挙を持って証明している。
パロディ・コメディ作品は過去30年に渡り、『フライングハイ』から『ホット・ショット』、『最終絶叫計画』まで、常に特定の映画ジャンルをネタにして来た。そして、サマー・シーズンやホリデー・シーズンにハリウッドのメジャー・スタジオの大作映画が氾濫するのが当たり前になっている今こそ、ジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァーは、いわゆるジャンル・パロディの枠を広げるチャンスだと考え、最新のアクション映画、コミックブック映画、子ども向けのファンタジー映画にまで手を広げることに決めて本作を作ることにしたのである。
まず『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』の基本プロットを使い、映画の枠組みを組み立てることに決めた。かくして、エドワード、ピーター、スーザン、ルーシーという、自分の故郷を探し求めている何の血縁関係もない4人の孤児のキャラクターが誕生した。4人は、不思議なことにファンタジーの世界“グナルニア国”(単語の冒頭のGは、Gnarly=曲がりくねったのG)に転送され、そこで白いアバズレ女(魔女)と彼女の配下のアシスタントや殺し屋たちと出会う。4人はその中で『チャーリーとチョコレート工場』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ダヴィンチ・コード』『スーパーマン』『X−メン』『ナチョ・リブレ 覆面の神様』『スネーク・フライト』『ハリー・ポッター』など最近のメガヒット作の登場人物もどきに遭遇することになるのだった。
見た目には全然似てない4人の孤児を演じるのは才能溢れるコメディ俳優たちだ。白いアバズレ魔女の魔法にかかるエドワード役にはカル・ペン、慌てて逃げ出すのが得意な腰抜け(チキン)のくせに真のリーダーになろうとするピーター役にはアダム・キャンベル、合理的で現実的でストイックなスーザン役にはフォーネ・チェンバース、そして、おバカなルーシー役にはジャイマ・メイズだ。この強力なアンサンブル・キャストによって繰り広げられる超個性的なキャラクターたちの物語が、パロディ映画というジャンルに新たな伝説を刻むことはきっと間違いない!?

ストーリー

物語の主人公は、そう若くもない4人の孤児たち。1人目は全身真っ白の暗殺者が潜伏するルーヴル美術館の館長に育てられたルーシー(ジャイマ・メイズ)、2人目はメキシコの“リブレ”・レスリングから逃亡してきたエドワード(カル・ペン)、3人目は搭乗していた飛行機でハイジャック・ヘビたちに襲われたスーザン(フォーネ・チェンバース)で、4人目は“ミュータントX”・コミュニティの“平凡な”住人であるピーター(アダム・キャンベル)だ。この不運な4人組が、“エピックなアドベンチャー”と書かれた黄金のチケットを手に入れチョコレート工場を見学に行き、そこで工場長のウィリー・ウォンカに捕まってしまう。
そこで4人はウォンカの手から逃れる為、魔法の洋服箪笥に転がり込み、グナルニア国(冒頭のGは無声音のG=グ)に転送される。そこでは白いアバズレ魔女(ジェニファー・クーリッジ)が権力を握っており、グナルニア国を支配しようとしていた。エドワードは白いアバズレ魔女の甘い言葉に騙され捕まってしまう。ピーターたち3人はエドワードを助ける為、白いアバズレ魔女の城に乗り込む。そして無事エドワードを救出し、4人はグナルニア国の平和を守る為、海賊船長のジャック・スワロウズや、魔法を熱心に学ぶハリー・ポッターたちとの修行を経て、彼らとその他の英雄(?)達や、賢いけれど発情期まっただ中のライオンのアスロ(フレッド・ウィラード)とチームを組み、グナルニア国の悪いアバズレ魔女を打ち負かすべく立ち上がる。

スタッフ

脚本/監督:ジェイソン・フリードバーグ&アーロン・セルツァー
製作:ポール・シフ
製作総指揮:アーノン・ミルチャン
ジェイソン・フリードバーグ&アーロン・セルツァー
ロドニー・ライバー
撮影:ショーン・マウラー
プロダクション・デザイン:ウィリアム・エリオット
編集:ペック・プライアー
衣裳デザイン:フランク・ヘルマー
音楽:エドワード・シェアマー
音楽スーパーバイザー:デイヴ・ジョーダン、ジョジョ・ヴィラヌーヴァ

キャスト

エドワード:カル・ペン
ピーター :アダム・キャンベル
ホワイト・ビッチ(白いアバズレ魔女):ジェニファー・クーリッジ
ルーシー:ジャイマ・メイズ
スーザン :フォーネ・チャンバース
ウィリー:クリスピン・グローヴァー
ビンク:トニー・コックス
ミスター・タムナス:エクトル・ヒメネス
ジャック・スワロウズ船長:ダレル・ハモンド
ミスティーク:カーメン・エレクトラ
アスロ:フレッド・ウィラード

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