2007/日本/カラー/ステレオ/98分 配給:中目黒製作所

2008年02月22日よりDVDリリース 2007年10月20日より、池袋シネマ・ロサにてレイトショー 2007年11月10日より、UPLINK FACTORYにてレイトショー

(C)2007「サクゴエ」製作委員会

公開初日 2007/10/20

配給会社名 0893

解説


 やくざに追われ、心を通わす友もいない。そんな生活に疲れ切った森田(中村靖日)は、手に遺書を握りしめて都会のビルの屋上に立つ。そこには、思い詰めた森田を思いっきり笑い飛ばす謎の男、トミー(弓削智久)がいた。だまされてヤクザに追われ逃げ場を失った森田と、親友に裏切られ殺人の容疑をかけられたトミー…。ともに人には話せない過去を持つ二人は、大切な人のために、そして自分自身のために、逃げていた過去と向き合い始める…。
 森田役には、カンヌ映画祭でも絶賛された「運命じゃない人」の好演が印象的な中村靖日。トミーとの出会いによって、強く生きていこうとする森田の変化を見事に演じきりました。そして、中村とのダブル主演となるトミー役の弓削智久の熱演は、“友を信じること”を、今、あらためて考えさせてくれます。男達の生き様を時に優しく、時に厳しく見守る男・仁には、貫禄のジェリー藤尾、トミーとの愛憎混じり合うかけひきが圧巻の滝沢役・萩野崇、ふたりの男の間で揺れ動く有紀子には清水ゆみなど、秀逸の俳優陣による見応え十分な人間ドラマの誕生となりました。
 脚本は、俳優・弓削智久があたためていたというオリジナル。本作で脚本家デビューを果たしました。初脚本ながら、その完成度の高さに圧倒され、物語に引き込まれること確実です。監督には、『プッシーキャット大作戦』『脱皮ワイフ』などナンセンス&シュール&エンターテインメントな独自の世界を爆進中の本田隆一。今までの本田ワールドとは一変したシンプルでダイレクトなストーリーながら、確かな演出力を見せ、弓削が書いた世界を映像化しています。本田隆一監督の新たな一面をご覧いただけるはずです。
 そして、音楽はDef TechのギターメンバーNagacho。Def TechのMicroが設立した注目のレーベルよりこの秋デビューの新人アーティストNAOの主題歌「Paper Moon」がエンディングを飾っています。

ストーリー


スタッフ

監督:本田隆一 
脚本:弓削智久 
音楽:Nagacho 
主題歌:NAO「Paper moon」(PRIMARY COLOR RECORDZ)
製作:永森裕二/伊藤久美子 
企画:狩野善則 
プロデューサー:平体雄二 
製作:AMGエンタテインメント株式会社/イトーカンパニー 
企画協力:Breath 
制作:ウィルコ 

キャスト

中村靖日 
弓削智久 
萩野崇 
李鐘浩 
清水ゆみ 
ジェリー藤尾
大口兼悟 
永山たかし 
石井美奈子 
ジェームス小野田 
森下能幸 
小沢和義 
井上肇 
三浦アキフミ

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す