2005年/アメリカ/カラー/82分/ 提供・配給:プレシディオ×MTV JAPAN

2008年02月22日よりDVDリリース 2007年5月19日より渋谷シネクイントにてレイトショー

(C) KICKS LLC 2005

公開初日 2007/05/19

配給会社名 0830/0831

解説


”スニーカー”という大きな社会現象をもたらしたポップカルチャー。なぜ我々はスニーカーを愛してしますのか?

答えはまず70年代半ばのブロンクスにさかのぼる。バスケが発端となったスニーカー文化だが、”踊りやすい”という理由からブレイクダンサー達に愛され、じわじわと大衆へと浸透していく。

スニーカー文化をつくりあげていった世代は貧しかったが、80年代に入るとそのことがスニーカーカルチャーをより発展させることとなった。”1足しか買えない”という現実がクリエイティブなさ行を産みだし、少しずつファッションアイテムとして認知され始める。

そんな中、RUN D.M.Cが1983年にデビュー。彼らはスニーカーを紐で結ばないというセンセーショナルなスタイルで登場した。アディダスは元々それなりに人気ではあったが、主要商品であるスーパースターは廃れていた。その人気を復活させたのがRUN D.M.Cだった。彼らは「だらしないからスニーカーはやめよう」という反スニーカー運動に対抗してその名も「My Adidas」という曲をリリース。まだラップが完全に流行する前であるにも関わらずアディダスは1986年に彼らと100万ドルの契約を結び、これがヒップホップアーティストとアパレルブランドの広告的関係性の雛型となったのだ。

その後、フレッシュ・ゴードンはフィラ、ビジー・ビーはコンバース、ビースティ・ボーイズはアディダス、ジャジー・ジェフはルコック、LLクールJはトゥループと、ラッパーたちが次々と好きなブランドを歌い、空前のスニーカーブームが到来。そしてその追い風に乗って登場したのが、マイケル・ジョーダンだった。

その後もリーボックがジェイ・Zや50セントを広告塔として起用したり、有名新人デザイナーがベイシング・エイプと組んで新ブランドを作ったりと、ヒップホップアーティストとのコラボレーションは次々と行なわれている。

スニーカーはこれからもずっと、人々を魅了し続けるだろう。

ストーリー


スタッフ

監督:ティボ・ドゥ・ロンジェヴィル

キャスト

DMC
ラッセル・シモンズ
ボビート・ガルシア
グランドマスター・カズ
ミッシー・エリオット
ドーズ
フューチュラ2000
スタッシュ
デーモン・ダッシュ
DJクラーク・ケント

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