原題:memories del subdesarrollo

革命からキューバ危機へ

1968年/キューバ/モノクロ/97分/ 配給:Action Inc.

2007年5月26日、ユーロスペースにてレイト・ロードショーほか全国順次公開

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公開初日 2007/05/26

配給会社名 0596

解説


1961年、ハバナ。
カストロの社会主義宣言直後、煩わしい妻や両親が我先にとアメリカへ亡命するなか、小説を書くため、ひとりハバナに留まる資産家のセルヒオ(38)。ヨーロッパを理想とし、キューバと人々を「低開発」だと傍観していた彼は、ミサイル危機へと向かう社会の中で、自らの崩壊を予見し、すがるように人生の記憶を辿り始める。
「苺とチョコレート」の巨匠、トマス・グティエレス・アレア監督が、カストロの「祖国か死か」の演説をはじめ、貴重なドキュメンタリー映像を織り込みながら、革命直後の世相、人々と街の様子を冷静な視点で描いた、キューバ映画の原点ともいえる作品。今なお、各国で上映され、ベニチオ・デル・トロやガエル・ガルシア・ベルナルがベストテンの1本としてあげるラテンアメリカ映画の代表作です。

ストーリー

革命からキューバ危機へ。
ドキュメンタリー映像を交え当時の社会を描く、これぞ、キューバ映画の原点!

1961年、ハバナ。
カストロの社会主義宣言直後、煩わしい妻や両親が我先にとアメリカへ亡命するなか、小説を書くため、ひとりハバナに留まる資産家のセルヒオ(38)。
ヨーロッパを理想とし、キューバと人々を「低開発」だと傍観していた彼は、ミサイル危機へと向かう社会の中で、自らの崩壊を予見し、すがるように人生の記憶を辿り始める。

スタッフ

監督:トマス・グティエレス・アレア
原作:エドムンド・デスノエス「いやし難い記憶」小田実訳
脚本:トマス・グティエレス・アレア、エドムンド・デスノエス

キャスト

セルヒオ・コリエリ
デイジー・グラナドス

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