原題:ABONG Small Home

家族と生きる。自然の中で生きる。 日系フィリピン人家族の絆の物語。

ケララ国際映画祭03公式コンペノミネート ベルリン・アジア・パシフィック映画祭05公式コンペノミネート サンパウロ国際映画祭05公式コンペノミネート

2003年/フィリピン・日本/カラー/111分/ 配給:アルゴ・ピクチャーズ

2007年4月21日、アップリンクXにてロードショー 

公開初日 2007/04/21

配給会社名 0090

解説


監督の今泉光司は、小栗康平の助監督を経て、単身フィリピンの山岳地帯に移住。百年以上前から住んでいる日系フィリピン人の戦時中の苛烈な体験や、山岳民イゴロットの独自性に触れ、丸7年の歳月をかけ本作を完成させた。主演はフィリピンの国民的俳優ジョエル・トレ。カルト的人気を誇る映画作家のキドラット・タヒミックが特別出演しています。また本作は、小泉監督が立ち上げた非営利プロダクション「サルボン」とフィリピンのNPO「ルボン・バキオ」という、地球環境と文化としての映画の発展を目的とした両国のNPOが製作した日本・フィリピン共同制作劇映画です。
既にフィリピンでは4万人以上の動員を記録し、国際映画祭でも“パワフルムービー”と評された珠玉の名篇が、遂に待望の劇場公開。フィリピンを代表する唱歌「小さい家」をモチーフに、自然とともに生きる人々のたくましさや家族の絆など途上国の様々な問題を盛り込み、ペーソスとユーモアを交えた究極のスローライフムービーの誕生です。

ストーリー




フィリピンの日系3世であるラモットは、3人の子供を抱えバギオで乗り合いバスの運転手をしている。だが、生活費を稼ぐため妻・イザベルは海外へ働きに行くことになり、子供たちは実家のある山奥の村に慣れていく。そんな時、イザベルが偽造パスポートの容疑で逮捕されたという連絡が・・・。

スタッフ

監督:今泉光司
脚本:今泉光司&クリスティー・S・アバン
制作:(特活)サルボン&ルボン・バギオ(比NPO)
配給宣伝:アルゴピクチャーズ
後援:国際交流基金、フィリピン芸術文化評議会

キャスト

ジョエル・トレ
バナウエ・ミクラット
キドラット・タヒミック

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