2007年/日本/カラー/123分/ 配給:インディーズ

2007年3月21日(水・祝)、佐倉市民音楽ホールほか順次全国公開

公開初日 2007/03/21

配給会社名 0846

解説

沙也可(田丸麻紀)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。部数復活をかけた企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩達が白洲次郎(宍戸 開)、ベアテ・シロタ・ゴードン、など著名人の取材を検討する中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母(岩本多代)の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵(高橋和也)の取材を進めることになる。安蔵の娘・子(水野久美)と潤子(左 時枝)への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での在野の憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は _子から託された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、安蔵を支えた聡明な妻・俊子(藤谷美紀)の存在や、日本国憲法誕生を巡るドラマの核心を明らかにしてゆく—。
戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵はそんな時代の流れの中で高野岩三郎(加藤 剛)、森戸辰男(鹿島信哉)、室伏高信(真実一路)、岩淵辰雄(山下洵一郎)、杉森孝次郎(坂部文昭)らと民間の「憲法研究会」を結成する。メンバー唯一の憲法学者である安蔵を中心に、彼らは新しい時代に求められるべき憲法を探るため草案完成に向け論議を重ねて力を尽くす。
日本政府によって作成された憲法草案は大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものでGHQ側にあっさりとはね返された。対して、「憲法研究会」が熟考を重ね、GHQに提出した草案は、真に民主的なものであると高く評価され、GHQ案に多大な影響を与えることに・・・・

ストーリー

スタッフ

企画:製作小室皓充
原作:脚本池田太郎
プロデューサー:神成文雄
ラインプロデューサー:佐々木裕二
撮影:丸池納
音楽:コーセイ
照明:山川英明
録音:深田晃
美術:丸山裕司
装飾:田畑照政
編集:鍋島惇
スクリプター:石山久美子
翻訳・字幕:平田早苗(スプラウト)
スチール:高岩震
キャスティングプロデューサー:北川義浩(株・仕事)
助監督:山本亮
製作担当:土本貴生
監督助手:瀬戸慎吾/吉川祐太/大町綾子
撮影助手:新家子美穂/前田賢一/富田圭一/田村ゆう子
照明助手:三善章誉/浜田研一/加藤恵子/阿部良平
録音助手:新開賢/近藤崇生
美術助手:菊池章雄/荻島まどか
装置:木村浩之
小道具:片岸雅浩
撮影助手:大熊雄巳/小山徹
ヘア・メイク:金森恵/宮本奈々
結髪:高橋紀子
メイク応援:清水麻佑美
衣装:山田夏子
効果:福島行朗
特機:木本秀一
編集助手:西川祐介
ネガ編集:大橋まさみ
タイミング:村田豊/馬渕愛
デジタル合成:千葉英樹
デジタル・/O:増田悦史/飯田和希
オプチカル:五十嵐敬二
ラボスーパーバイザー:岸本義幸
ラボコーディネーター:宮岡吉美
ラボマネージメント:近藤桂司
方言指導:平井真軌
タイプライター指導:福永健
題字:重野憲一
製作主任:山岸秀起/三松貴
製作進行:簗田智哉/井上智博/安孫子政人
製作デスク:吉岡光夫
製作経理:山岸有理
製作宣伝:佐藤契
ポスターデザイン:有賀敏彦/神谷洋子
車輌:薩美桂/三藤聡一/降駒芳徳/八代和宏

製作・配給:有限会社インディーズ

キャスト

高橋和也
藤谷美紀
田丸麻紀
水野久美
左時枝
岩本多代
加藤剛
山下洵一郎
宍戸開

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