2007年/日本/カラー/109分/DTS/ 配給:シネカノン

2007年11月22日よりDVDリリース 2007年3月17日、シネカノン有楽町、渋谷アミューズCQNほか全国にてロードショー

(C)2007 キトキト! 家族魂。

公開初日 2007/03/17

配給会社名 0034

解説


「キトキト」とは、富山弁で”生きがいい”!

主人公の優介には『蝉しぐれ』(05)でスクリーンデビュー以来、次から次へと話題作に出演し、いま最も注目の若手俳優、石田卓也。時には反発し、迷い悩みながらもやがて自分の居場所を見つけて行く若者を等身大に演じている。姉・美咲役は、主演作『バックダンサーズ!』(06)で映画女優として大きく飛躍し、今回はこれまでのイメージを大きく覆すスケバン役にも挑戦した平山あや。そして二人の母親・智子には2年ぶりの映画出演となる大竹しのぶが扮し、ときにハチャメチャなまでの激しいアクションを見せるかと思えば、その一方では包み込むような優しい表情で母親の深い愛を表現。共演の石田卓也、平山あやも「まるで本物の母親のようだった」とロを揃え、大女優ならではの凄さを見せつけている。

監督・脚本を手がけたのは、井筒和幸監督の『ゲロッパ!』(03)や『パッチギ!』(05)で助監督を務めて来た弱冠27歳の新鋭、吉田康弘。”映画は楽しくなければいけない!”というポリシーの下、初監督ながら大きな母の愛が再び家族を結び付けていく様をユーモアを交えながら描ききり、ベテランの大竹しのぶも「熱意があるだけでなく、才能が満ちあふれている」と絶賛。監督自身の経験も反映された型破りな母と子の物語に笑い、あたたかい気持ちになりながら、最後には家族の素晴らしさにあらためて気付いて幸せになる。『キトキト!』はそんな映画だ。

ストーリー


鎌倉、奈良と並ぶ三大大仏のひとつが町のシンボルとなっている富山県高岡。遠く立山連峰を望み、近くには日本海もあるこの町で夫を亡くし、娘と息子を女手ひとつで育ててきた斎藤智子。子供のためならとありとあらゆる仕事をこなしてきた肝っ玉母さんで、近所でも”スーパー智子ちゃん”と評判だ。だが、娘の美咲は3年前に男と駆け落ち。息子・優介もまた智子について行けず、母親から逃がれるように「な一んつまらん、この町」を出て東京へと旅立つが…。

スタッフ

監督・脚本:吉田康弘
製作:李鳳宇
プロデューサー:いのりあきら
音楽:増本直樹
撮影:木村信也
照明:木村匡博
録音:松本昇和
美術:山下修侍

キャスト

石田卓也
平山あや
尾上寛之
伊藤歩
井川比佐志
大竹しのぶ
光石研
鈴木蘭々
木下ほうか
春海四方

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す