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2005年/日本/カラー/80分/ 配給:ゴーストシアタァー・シンセカイピクチャーズ
2006年11月4日より17日まで シネマアートン下北沢(レイト)(11/17 迄)
公開初日 2006/11/04
公開終了日 2006/11/17
配給会社名 0787
解説
作家志望の大介は少女嗜好の性癖を持つ。ある日、理性を無くした大介は、実際に少女を誘拐しようと試みるも、未遂に終わり警察に捕まる。刑期を終え出所した大介は、一からやり直そうと新しい生活を始める決心した。そんなある日、刑務所で知り合った友人が大介の元を訪ねてきた。友人は「性的倒錯者が集まるカウンセリングに来ないか?」と誘うのであった。恋人からも見捨てられ、失意の大介はカウンセリングに参加する。そこで出会った宮崎に大介は共感し、心の拠り所とする。大介の生活は軌道に乗り始め、執筆活動も順調と思われた矢先、宮崎は人気アイドルを密かに誘拐、監禁していたのであった。
監督は本作で長編初挑戦となる弱冠23歳の岡下慶仁。本作は監督が大阪芸術大学映像学科在学時の卒業制作展で映像学科学長賞を受賞し、関西で話題となっている。そうした経緯の中で、東京での劇場公開という運びとなった。また、関西で話題の劇団、チームKGBのビーバー藤森が主人公大介を怪演。さらに栗田正寛、高寺裕司などの個性派の役者達を脇に固め、現代人の闇を見事にフィルムに焼き付ける。海外では既に第七回ハンブルグ日本映画祭にて上映。欲望の抑制をやめ、狂気に走る性的倒錯者。それを哀しくも滑稽に描き、あらわになる人間の本質。胸がしめつけられて、あなたはもう、人間の儚さと向かい合うしかない。
ストーリー
スタッフ
監督:岡下慶仁
キャスト
ビーバー藤森
栗田正寛
高寺裕司
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