サバイバル・ビーチ

　南国の無人島に漂着した女３人と中年ライフセーバー。人食い鮫！　毒蛇！　謎の女蛮族の猛襲!!　決死のサバイバルで数々の苦難に立ち向かう４人。極限に追い詰められた状況下で試される人間としての尊厳、友情、そして愛。…生き残るのは誰だ!?
　自らが撮影した映画に活弁を付けるという独自のスタイルで人気の“自作自演活弁監督”山田広野が初のトーキー長編作品で贈る、癒しと笑いとユル〜さ満載の《無人島サバイバル・ムービー》が遂に誕生！
　最近の日本ではあまり例を見ないが、ビーチ・ムービーは世界的には映画のひとつのジャンルとして広く認識されている。物語の主な舞台をビーチサイドとし、内容はミステリーからホラー、青春ものまで幅広いが、一様に底抜けに明るくポジティブなのがビーチ・ムービーだ。日本では『ハワイの若大将』以来の本格的なビーチムービーとなるのが本作『サバイバル・ビーチ』なのだ。
　ちょっと不思議系の直感サバイバー・アマンダを演じるのは、テレビ「爆竜戦隊アバレンジャー」にメガネっ娘役の女子高生役でレギュラー出演して人気となり、その後テレビやグラビア、舞台など幅広く活躍する西島未智。ナイスバディで男をとりこにするセクシー派サバイバー・アマンダには、１００万ドルの美乳アイドルとして写真集やＤＶＤで大活躍するあいか瞬。空手の達人である武闘派サバイバー・ジェーンにはＮＨＫ「フランス語講座」レギュラーのほか、人気バラエティ「めちゃイケ」では女子プロレスラー役をこなしてアクション俳優としても期待されるフランス人クォーターのフランソワーズ広田。そして３人の美女とともに無人島に流れ着く中年ライフセーバー・ホリを山田広野作品にはお馴染みの個性派カルト俳優・ホリケン。が演じている。
　自慢の活弁スタイルを封印した山田広野が全世界のサバイバルファンとビーチ・ムービーファンに贈る冒険コメディ。本作は、映画１００年の歴史への山田広野の挑戦なのだ！