原題:IN THE SOUP

サンダンス・フィルム・フェスティバル グランプリ受賞から15周年。 アメリカン・インディーズ・フィルムの感動作が帰ってきた。 

1992年 サンダンス・フイルム・フェスティバル グランプリ/審査員特別賞受賞 1992年 ヴェネチア国際映画祭正式参加作品 1992年 シカゴ国際映画祭 主演男優賞/助演男優賞受賞 1992年 ニューヨーク国際映画祭オープニング作品

1992年→2007年/日本・アメリカ/モノクロ/35ミリ/93分 配給:フィルムヴォイス

2007年05月25日よりDVDリリース 2006年12月23日、シアターN渋谷にてレイトショー 1994年シネ・ヴィヴァン六本木他、正月映画(単館系)NO.1ヒット

公開初日 2006/12/23

配給会社名 0635

解説


珠玉のアメリカン・インディース・フィルムの感動作!!
映画に愛をこめたハート・ウォーミングなストーリー!

 92年サンダンス・フィルム・フェスティバルでグランプリを受賞し、94年の公開時、単館系劇場(シネ・ヴィヴァン六本木、他)で12週間のロングランを記録した傑作「イン・ザ・スープ」。製作から来年で15年目という節目を迎え、今も変わらぬ感動と心温まる物語を新たにお届けいたします。
 舞台はクリスマスのニューヨーク。映画作りに魅せられたシャイな青年アルドルフォは、隣に住む美女アンジェリカをヒロインにいつか映画を撮ることを夢見ている。しかし、現実はわずかな金で食いつなぐ毎日。そこへ映画製作の資金援助をするという、ワルでお調子者な男ジョーが現れた!アルドルフォは資金調達のために怪しげな仕事の片棒を担がされ、“どつぼ=イン・ザ・スープ”にハマってしまう。アルドルフォの恋は、そして映画製作の行方は・・・?
監督は敬愛するサミュエル・フラー監督を主演に迎え、ジョン・カサヴェテス監督に献辞を捧げた秀作「父の恋人」(89)、クエンティン・タランティーノ監督らと組んだオムニバス映画「フォー・ルームス」(95)を手掛けたアレクサンダー・ロックウェル。主演に「ミステリー・トレイン」(89、ジム・ジャームッシュ)、「ファーゴ」(96、ジョエル・コーエン)を経て、「ゴーストワールド」(01、テリー・ツワイゴフ)で全米批評家協会賞、NY批評家協会賞の助演男優賞をダブル受賞し、アメリカの個性派俳優NO1の座に輝いたスティーブ・ブシェーミ。他、ジョン・カサヴェテス監督作品には欠かせない存在で、本作でサンダンス・フィルム・フェスティバルの審査員特別賞を受賞した名優シーモア・カッセル。「フラッシュダンス」(83、エイドリアン・ライン)主演で大ブレイクし、その後「ニューオーリンズ・トライアル」(03、ゲイリー・フレダー)など出演作も続くジェニファー・ビールス。そして今年「ブロークン・フラワーズ」(05)が日本でも大ヒットした、若き日のジム・ジャームッシュ監督も友情出演している。

ストーリー




人生は、“イン・ザ・スープ”ことだらけ・・・
監督自身の実話を基に、温かい眼差しと微笑ましいユーモアで描く映画製作の夢

舞台はニューヨーク、イーストビレッジのクリスマス。
映画製作に情熱を燃やすシャイな青年アルドルフォ(スティーヴ・ブシェーミ)は、隣に住む美女アンジェリカ(ジェニファー・ビールス)をヒロインに映画を撮ることを夢見ている。
しかし、現実はバイトで稼ぐわずかな金でなんとか食いつなぐ毎日。ついに生活に困り、大切にしていた自作映画の脚本を売りに出すことに。すると、広告を見てパトロンになろうというジョー(シーモア・カッセル)という男が現れた。このワルでお調子者だがどこか憎めない初老の男は、アンジェリカのデートの世話まで実行する。アルドルフォはジョーに映画の資金調達という理由で、ジョーの弟スキッピーらと怪しい仕事の片棒を担がされてしまう。そんなある日、スキッピーが何者かに殺され、ジョーは失踪、事態は思わぬ方向へ・・・。アルドルフォの恋は、そして映画の行方は?

スタッフ

監督:アレクサンダー・ロックウェル
製作:ジム・スターク、ハンク・ブルーメンタール
製作総指揮:鈴木隆一
共同製作総指揮:船原長生、すずき・じゅんいち
脚本:アレクサンダー・ロックウェル、ティム・キッセル
撮影:フィル・パーメット
音楽:メーダー

キャスト

スティーヴ・ブシェミ
シーモア・カッセル
ジェニファー・ビールス
パット・モーヤ
ウィル・パットン
ジム・ジャームッシュ
キャロル・ケイン

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す