原題:Basic Instinct 2

危険に溺れる女、誘惑に溺れる男。 ゲームは再び始まった!

2006年3月31日全米公開

2006年/アメリカ/カラー/114分/シネマスコープ/DTS/R-18 提供:ジェネオン・エンタテインメント 配給:シナジー

2007年03月09日よりDVDリリース 2006年11月11日(土)全国シネコンロードショー!

© 2006 IMF Internationale Medien und Film GmbH & Co.3.Produktions KG

公開初日 2006/11/11

配給会社名 0341

解説


キャサリン・トラメル——自らの軌跡をミステリーのかたちで表現する女性作家。明断な頭脳と類まれなる美貌と肢体の持ち主にして、危険に耽溺する女性。セックスのあらゆるエクスタシーを求め続け、快楽のためにはどんなインモラルな行為も辞さない女豹。官能の塊のような彼女に惹きつけられる男、そして女には常に破滅が待ち受けている。
圧倒的なエロチシズムとサスペンスで世界中にセンセーションを巻き起こした『氷の微笑』から14年。強烈なセックスアピールを放つ究極のファム・ファタール、キャサリン・トラメルがスクリーンに戻ってきた。その傲慢さと危険な香り、妖しい官能において、映画史に残る存在となった彼女が、今度はロンドンを舞台に情欲のサスペンスを紡ぎだす。

ストーリー



ロンドンの夜を引き裂くように疾走する一台のスポーツカー。運転しているのはラメのミニドレスに身を包んだキャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)。シートベルトで身体を固定している男の手を掴み、自らの下腹部に誘う。車の猛スピードと男の指の刺激で、彼女がエクスタシーを感じた瞬間、車は大きくジャンプし、テムズ川に突っ込んでしまう。沈んだ車から助かったのはキャサリン一人だった——。
ベストセラー犯罪小説作家であり、その作品同様ぞっとするような犯罪が実生活で度々起きることでも知られていたキャサリンは、生活の拠点をアメリカからイギリスに移していた。車に同乗していたのは超人気サッカー選手だったこともあって、事件はセンセーショナルに報じられた。捜査を担当したロイ・ウォッシュバーン刑事(デヴィッド・シューリス)は、キャサリンが以前サンフランシスコで殺人事件の容疑者だったことから、有罪にすべくキャサリンの精神鑑定を犯罪心理学者で精神医のマイケル・グラス博士(デヴィッド・モリッシー)に依頼した。マイケルは仲間内からの信頼も厚く、将来を嘱望された学者のひとりだった。
鑑定のために現れたキャサリンをひとめみた瞬間から、彼女の深奥にある危険に耽溺する性格を察知する。挑戦するような瞳、余裕を含んだ笑顔に程よい露出、タバコを挟んだキャサリンとマイケルは互いの心を探りあう。
法廷に立ったマイケルは、キャサリンが危険に溺れる性格の持ち主で、放免することは望ましくないと証言する。
法廷を後にした彼に、別れた妻デニース(インディラ・ヴァルマ)の恋人で雑誌記者のアダム(ヒュー・ダンシー)が、マイケルの過去について調べていることを明らかにする。かつてマイケルが精神鑑定を担当し、問題ないと判断した男が恋人を殺害したことが、今も彼の心に重く圧しかかっていた。友人の精神科医ミレーナ・ガードッシュ(シャーロット・ランプリング)の支持のもとで、大学昇進の話がある彼にとって、アダムは邪魔な存在と化した。マイケルはデニースの元に訪れ、何を話したのか問い詰める。さらに彼の気持ちを暗くしたのは、キャサリンの有罪証言が無効となり、彼女が釈放されたことだった。
容疑が晴れたキャサリンはマイケルの診察室を訪れ、危険に耽溺する性向を治療してほしいと言い出した。興味を感じた彼は治療を引き受け、次第に患者として通う彼女に次第に魅了されていくのだった…。

スタッフ

製作総指揮:モリッツ・バーマン、マシアス・デイル、デニス・オデル、マーク・アルベラ
製作:マリオ・F・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナ、ジョエル・B・マイケルズ
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本:レオラ・バリッシュ、ヘンリー・ビーン
キャラクター創造:ジョー・エスタハス
撮影:ギュラ・パドス
プロダクション・デザイン:ノーマン・ガーウッド
衣装デザイン:ベアトリアス・アルナ・パストール
編集:ジョン・スコット、イストヴァン・キラリー
音楽:ジョン・マーフィー
「氷の微笑」テーマ曲:ジェリー・ゴールドスミス

キャスト

シャロン・ストーン
デヴィッド・モリッシー
シャーロット・ランプリング
デヴィッド・シューリス
ヒュー・ダンシー
フローラ・モントゴメリー
インディラ・ヴァルマ
ヘースコート・ウイリアムス

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