原題:Enron: The Smartest Guys in the Room

米国史上最大の企業スキャンダルに迫る ドキュメンタリー!!

2006年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門 ノミネート作品

2005年/アメリカ/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR・SRD/110分 配給:ファントム・フィルム

2007年05月25日よりDVDリリース 2006年11月18日、ライズⅩ他にてロードショー

公開初日 2006/11/18

配給会社名 0442

解説


売上高約13兆円、全米第7位の巨大企業がなぜ、たった46日間で破綻したのか!?
アメリカ史上最大の企業スキャンダルはいかにして起こったのか?そしてその真相は?
本作は1985年の設立以来、15年間で売上高約1,000億ドル(約13兆円)、売上高全米第7位、世界第16位(Fortune誌)に成り上がった巨大企業、エンロンの一大スキャンダルを解明したドキュメンタリー映画。規制緩和の波に乗りエネルギー業界で大躍進を遂げたエンロン。しかしその強引な手法は当時から疑問視する声も上がっていた。そして01年10月、ウォールストリート・ジャーナル紙がエンロンの不正会計疑惑を報じたことで、株価が大暴落。その後利益を水増しする簿外取引などによる、粉飾会計、不正経理、不正取引が次々と明るみになり、2001年12月に不正発覚以来たった2ヶ月で破綻に追い込まれる。負債総額は少なくとも160億ドル(約1兆9600億円)を超え、当時はアメリカ史上最大の企業破綻となった。
本作はベストセラー本「The Smartest Guys in the Room」を基に、エンロンの元社員の証言、内幕を暴く衝撃的なビデオ映像や音声テープによって、エンロンの経営陣が想像の範疇をはるかに超えた企業ヒエラルキーの乱用とモラルのかけらもない企業精神をふりかざして成長していく様を克明に綴り、本年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にもノミネートされた。日本でもライブドア事件をはじめとする企業スキャンダルで経済界に激震が走ったばかりだが、本作はまさに今の日本企業や社会が抱える問題点を浮き彫りにする注目の作品。

ストーリー

スタッフ

原作:「THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM」
著者:べサニー・マクリーン、ピーター・エルキンド
監督:アレックス・ギブニー  

キャスト

ピーター・コヨーテ(ナレーション)
元エンロン社員:ケン・レイ(元CEO)
ジェフ・スキリング(元CEO)
アンディ・ファストウ(元CFO)

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