今回、脚本家・宮藤官九郎が描くのは 「一見さんお断り」という神秘のベールに包まれた 《舞妓の世界》を迷走するオトコとオンナ−−−

2007年/日本/カラー/2時間 配給:東宝

2007年12月12日よりDVDリリース 2007年6月16日、全国東宝系にてロードショー公開

(c)2007 「舞妓Haaaan!!!」製作委員会

公開初日 2007/06/16

配給会社名 0001

解説


今回、脚本家・宮藤官九郎が描くのは、
「一見さんお断り」という神秘のベールに包まれた
《舞妓の世界》を迷走するオトコとオンナ ——

何が起こるか予測不可能。前人未到のエンターテインメント超大作が始動どす!!

主演は、超豪華にして超異色!?の3人。熱狂的な舞妓ファンのサラリーマン・鬼塚公彦を演じるのは、宮藤官九郎作品には欠かせない個性派俳優、阿部サダヲ。俳優、そして「グループ魂」での音楽活動など、異彩を放ち続ける男が、遂に映画初主演の座を射止めた。

舞妓とのお座敷遊び常連客でプロ野球選手・内藤貴一郎を演じるのは、初の宮藤官九郎脚本作品参加となる実力派俳優、堤真一。クールなイメージから一転、お座敷を荒らしまくるプロ野球選手役という新境地に挑む。

舞妓しか愛せない男・公彦にフラれた腹いせに、舞妓を志すOL・大沢富士子を演じるのは、『GO』(01年)以来の宮藤官九郎脚本作品参加となる、柴咲コウ。色々な役を演じてきた彼女だが、舞妓役はもちろん初挑戦。

監督を務めるのは、宮藤官九郎脚本で03年にOAされたTVドラマ「ぼくの魔法使い」で、奇想天外な設定を見事に映像化し、高い演出力を見せつけた水田伸生。再び宮藤官九郎とタッグを組み、誰も見たことのないエンターテインメント超大作を創り出す。

ストーリー




男の究極の夢。それは……《舞妓はんとの野球拳!!》

鬼塚公彦(阿部サダヲ)は東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン。ただひとつ異なるのは……熱狂的な舞妓ファンということ。
なけなしの給料で京都に通い、舞妓の写真を撮っては、舞妓を応援するホームページまで作成している。しかし舞妓と遊ぶための店“お茶屋”の暖簾をくぐったことは……まだない。

公彦と舞妓との運命的な出会いは、10年以上前にさかのぼる。高校の修学旅行で訪れた京都で、迷子になっているところを
舞妓に助けられたのだ。生まれて初めて見た舞妓は、この世のものとは思えない美しさ。お茶屋の奥座敷から聞こえてくる、野球拳を楽しむ舞妓たちの嬌声に、公彦は決意した。「大人になったら自分のお金で舞妓と野球拳をするんだ!!」

そんな公彦に転機がおとずれる。念願の京都支社への転勤が決まったのだ。あっさりと、同僚OLの彼女・大沢富士子(柴咲コウ)を捨てて、意気揚々と京都入り。死にものぐるいで仕事をして、「一見さんお断り」という最高峰の壁を強引に乗り越え、やっとの思いでお茶屋デビュー!!

宴会も盛り上がり、いざ舞妓との野球拳……というときに泥酔したプロ野球のスター選手・内藤貴一郎(堤真一)が隣の座敷から乱入。内藤はお茶屋遊びの常連で、地位も名誉も金もサラリーマンの公彦とは雲泥の差。しかも、舞妓をはべらせて言い放った。
「お金があれば、何してもかまへんねん!」内藤の登場で、宴会の雰囲気は最悪。夢にまでみた野球拳も台無しになってしまった。

公彦は決意した。内藤を見返すため……プロ野球選手を目指すことを!?

時を同じくして、東京で公彦に酷いフラれ方をした富士子も決意した。公彦を見返すため……京都で舞妓を目指すことを!?

舞妓をめぐって渦巻く、夢と嫉妬とプライドとあれやこれや……何が起こるか予測不可能。怒涛の人情喜劇が今、始まる ——

スタッフ

監督:水田伸生
原作:宮藤官九郎
音楽:岩代太郎
製作・企画:日本テレビ
制作プロダクション:ビーワイルド

キャスト

鬼塚公彦:阿部サダヲ
内藤貴一郎:堤真一
大沢富士子:柴咲コウ
駒子:小出早織
小梅:京野ことみ
良江:キムラ緑子
大下:大倉孝二
矢崎部長:生瀬勝久
こまつ:真矢みき
玄太:木場勝己
さつき:吉行和子
鈴木大海:伊東四朗

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