原題:Ellie Parker

2005年/アメリカ/カラー/35mm/95分/ 配給:グラッシィ

2007年05月25日よりDVDリリース 2006年11月11日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラム他、全国順次公開!

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公開初日 2006/11/11

配給会社名 0457

解説


ナオミ・ワッツ幻の初主演作、遂に日本上陸!!
『ザ・リング』『キング・コング』といった大ヒット作のヒロインを立て続けに演じ、古典的な美貌を持つブロンド・ビューティーとして今や名実共にハリウッド・スターの座を確立したナオミ・ワッツ。齢30を越えてトップに登りつめた遅咲きの華、ナオミの幻の長編デビュー作が遂に登場!!
デイヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』で出会った俳優仲間のスコット・コフィと意気投合。製作費の全くないまま勢いにまかせて製作した16分の短編コメディーが4年の歳月をかけて長編に仕立てあげられた『ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー』。コツコツと手作り感覚で撮影されたハリウッド女優主演の究極のインディーズ・ムービーである。

ハリウッドの内幕を描いたオーディション・ムービー!!
ナオミ・ワッツ扮する無名の女優エリー・パーカーが明日のスターを夢見て朝から晩までオーディションを受けまくり、貧乏と挫折の荒波にもまれながらもタフに生きる様をハイ・テンションな演出で描いた『ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー』。2001年のサンダンス映画祭で短編として発表され、その後、監督と主演女優が自らの体験を織りまぜながら1本の長編へと発展させたこの映画は、製作途中で主演のナオミが無名の女優から現実にハリウッド・スターになってしまい、フィクションがセミ・ドキュメンタリーへと変貌を遂げてしまった21世紀版”スター誕生”とも言える作品です。

彼女はいかにしてハリウッド・スターになったか—
“女優ど根性物語”には大物ゲストもキャメオ出演
製作資金の目途もつかず監督スコット・コフィとナオミ・ワッツの2人が自腹で撮り続けた本作。劇中、エリーが友達と出かけるライブハウス”HOUSE OF BLUES”では、キアヌ・リーブス参加のロックバンド「ドックスター」の演奏に偶然出くわし、楽屋ロでキアヌを待ちかまえたり、アメリカン・コメディーの”生きる伝説”とも呼ばれるチェビー・チェイスがエリーのマネージャーとして”しょぼくれ中年男”を渋く演じていたり等、インディーズならではのシネマ・ヴェリテ的な手法がリアルなロサンゼルスを巧みに描写。又、セレブとなってしまった今のナオミには絶対できない”捨て身の演技”はナオミ・ワッツの裏ベストとも呼びたい新鮮さにあふれていて必見です。

ストーリー



ロサンゼルスに住むエリー・パーカー(ナオミ・ワッツ)は女優の卵。映画スターになる事を夢見ながら今日もオーディションを掛け持ちしてハリウッドの街中を駆けずり回っている。広いロスの街を移動するには車が不可欠。車のトランクにはどんな役柄のオーディションにも対応できるようありとあらゆる衣装がゴッソリ。分きざみのスケジュールをこなすには、フリー・ウェイを飛ばしながら、服の着替えやヘアメイク、セリフの暗記まで全てこなさなければいけないのだ。

恋人ジャスティン(マーク・ペルグリノ)もいるのだが、彼も又、ロック・スター志望の売れないミュージシャン。エリーにかくれてコソコソと浮気にはげみ、バレる度に2人はいつも大ゲンカとなってしまう。仕事も恋愛もうまくいかず、ムシャクシャしているエリーだが、ある日追突事故がきっかけで売り出し中のフォトグラファー、クリス(スコット・コフィ)と知り合う。

受けても受けてもオーディションに落ちまくり、失望のどん底で女優をやめようかと考え始めたエリーだが、親友のサム(レベッカ・リグ)もマネージャーのデニス(チェビー・チェイス)も真剣に取りあってくれない。もうスターへの夢を諦めようと思った矢先、ビックなチャンスが舞い込んでくる。超大作のオーディション。エリーはこれが最後の機会とばかりに悲愴な決意で会場に向かうが・・・

スタッフ

監督・製作・脚本・撮影:スコット・コフィ
製作:ナオミ・ワッツ

キャスト

ナオミ・ワッツ
チェビー・チェイス
スコット・コフィ
レベッカ・リグ
マーク・ペルグリノ

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