待ってろよ! やり残したごとあるすけ!

2006年/日本/カラー/113分 配給:シネマハウス

2006年08月24日よりDVDリリース 2006年10月28日、テアトル新宿にてレイトショー

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公開初日 2006/10/28

配給会社名 0685

解説


青春は青森の春にある
 1968年春、青森県南部、遠く八甲田山系を望む十和田と三沢を舞台に、高校を卒業し就職や進学という旅立ちを目前にした若者たちの、長く、目まぐるしく、そして一生忘れられなくなる24時間を描く。
 主人公の沢木には映画『精霊流し(主演)』や『天使』などに出演した内田朝陽。沢木の親友・伝法寺役には『男たちの大和/YAMATO』などで好演が光る橋爪遼。沢木が思いを寄せるヒロイン・二瓶みどり役には第8回国民的美少女コンテストでグランプリを獲得した飯田瑞穂と、次代を担うフレッシュな顔ぶれが演じる。他、高橋ひとみ、渡辺哲、原田龍二ら実力派が脇を固める。
 原作者は、『翼はいつまでも』で坪田譲治文学賞を受賞した青春小説の旗手、川上健一。近年では90年に発表した『雨鱒の川』が映画化されるなど注目が一気に高まっている作家である。本作品の原作となる『四月になれば彼女は』は05年夏に発表された最新作。十和田出身の自身の経験を元にした自伝的作品となっている。
 脚本は、第18回東京国際映画祭“ある視点部門”に出品され好評を博した『キャッチボール屋』の新鋭、足立紳。
 監督には、本作が劇場用長編映画初監督となる小林要。
 ノスタルジックでありながらも新しい、懐かしくも共感する、青春の24時間。 

ストーリー





カモンベイビーだべっ!

1968年3月、舞台は青森県南部。その日の朝、高校を卒業し地元工務店への就職を翌日に控えた主人公・沢木は、親友の伝法寺に頼まれ駆け落ちの手助けをすることになっていた。しかし、計画は最初から躓く。仕事で出かけているはずだった駆け落ち相手の父・熊夫と彼女の家の前で出くわしてしまったのだった。
 怪しまれつつもなんとかごまかしきった二人だったが、次なる災難が降りかかる。熊夫が沢木に興味を示したのだ。

おめぇ、いい体してらな!就職やめで相撲取りになれっ!

いくら断っても一切耳を貸さず、勝手に沢木の就職を取り消したり、家に上がりこんで母親を説得したりと暴走し続ける熊夫に必死の抵抗をする沢木だが、それをきっかけに自分の将来についての疑問も抱きだす。
目標のない今の自分、本当にこれでいいのだろうか・・・。
 明日という「最初の一日」を迎えるために
 今日という「最後の一日」を駆け抜ける沢木と同級生達。
初恋に決着。ケンカに決着。童貞喪失に決着?
そして、煮え切らない今の自分に決着。
24時間後の朝、彼らの目に映る景色は、そして未来は!?

スタッフ

原作:川上 健一「四月になれば彼女は」(実業之日本社刊) 
脚本:足立 紳 
監督:小林 要
製作総指揮:牧 義寛 
エグゼクティブプロデューサー:坂下 哲也 
プロデューサー:石垣 直哉 / 大野 真里
音楽:遠藤 浩二 
撮影:井上 明夫(J.S.C.) 
美術:大庭 勇人 
照明:奥村 誠 
録音:土屋 和之 
VE:前川 達彦
編集:松竹 利郎 
音響効果:谷川 義春 
スクリプター:樽角 みほり 
助監督:石川 久 
制作担当:村瀬 正憲
上映協力:ニューシアターネットワーク 
協賛:ファン 
企画制作:シネマウィーヴ 
製作・配給:シネハウス

キャスト

内田 朝陽
橋爪 遼
坂本 真
徳山 秀典
大口 兼悟
荒川 優
阪田 瑞穂
原田 龍二(友情出演)
渡辺 哲
高橋 ひとみ

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