7月24日通りのクリスマス

2006年/日本配給:東宝

2007年05月18日よりＤＶＤリリース 2006年11月3日公開

公開初日　2006/11/03

配給会社名 0001

解説

『電車男』製作チームが、豪華キャストを迎えて贈る
最高のクリスマス・ラブストーリー

その日わたしは、リスボンの7月24日通り（実は長崎西通り）で彼に出会った————

「現実の恋なんて興味ない（ましてやクリスマスなんて…）」
恋や現実から逃避し、自分の住む長崎の街をポルトガルのリスボンだと妄想しながら暮らす女の子。そんな彼女が、誰もが恋をしたくなる季節＜クリスマス＞に、ちょっぴり恋する勇気をもらい、憧れの先輩との息がとまるような恋を夢見て奮闘します。

　憧れの先輩を演じるのは、そのやさしい微笑みで数多くのファンを魅了する実力派俳優・大沢たかお。そして、思わず応援したくなるヒロインをコミカルかつチャーミングに演じるのは、卓越した演技力で圧倒的な支持を受ける、中谷美紀。さらに、個性的な俳優たちのアンサンブルがクリスマスを美しく彩り、ウェルメイドなラブストーリーを盛り上げます。多くの女性の共感を得ている芥川賞作家・吉田修一の原作「7月24日通り」（新潮社刊）を、インターネットから生まれた奇跡の純愛映画「電車男」を大ヒットに導いた村上正典監督と脚本家・金子ありさが、リスボンの美しくロマンティックな街並み＆数々のクリスマスソングとともに映画化します。

　妄想しがちだけど、けなげでちょっぴりドンくさい。そんな共感度たっぷりのヒロイン・サユリが、この冬、日本の全ての女の子に涙と笑いと元気を贈ります！

ストーリー

ダメなわたしの、はじめてのクリスマスがはじまる。

　じみ〜なファッションにバッサバサの髪、そして、ずり落ちるメガネ。生まれ育った長崎で、単調な毎日を送る市役所勤めの目立たない女の子・サユリ（中谷美紀）は、妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らし、出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて退屈な日常をやり過ごしている。そんな彼女にとって、唯一の自慢は超美男子の弟・耕治（阿部力）だけ。にもかかわらず、耕治が連れてきた恋人メグミ（上野樹里）は、まるでクリスマスの飾りつけ前のもみの木のような地味な女の子。その冴えなさが自分そっくりでサユリのイライラは募るばかり。

　幼なじみの漫画オタク・森山（佐藤隆太）に、「恋がしたい」と愚痴ってばかりの悶々とした日々の中で、サユリは王子様ランキングトップ独走中の、憧れの先輩・聡史（大沢たかお）に再会する。しかも、なぜだかいいムード！クリスマスを前にして、舞い上がるサユリ。しかし、ふたりの仲が進展すればするほど、憧れの相手と不釣合いな自分の恋に自信がなくなっていく…。

クリスマスまであと1ヶ月————
　妄想のリスボンと現実の長崎のはざまで揺れ動く、サユリのはじめてのクリスマスの行方は…

スタッフ

原作：吉田修一「7月24日通り」（新潮社刊）
監督：村上正典
脚本：金子ありさ
製作：「7月24日通りのクリスマス」製作委員会
（東宝、テレビ朝日、S・D・P、博報堂DYメディアパートナーズ、
CORE INTERNATIONAL、朝日放送、メ〜テレ）

製作プロダクション：東宝映像制作部、共同テレビジョン

キャスト

聡史：大沢たかお
サユリ：中谷美紀
森山：佐藤隆太
メグミ：上野樹里
耕治：阿部力
劇団ひとり
川原亜矢子
沢村一樹
YOU
小日向文世

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