原題:Starfish Hotel

寓話のような世界に引き込まれていく男の 不条理を描いたワンダーミステリー。

アムステルダムファンタスティック映画祭正式出品作品 Cognacスリラー映画祭正式出品作品(コンペ部門) ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア(コンペ部門) シネニグマ・ルクセンブルグ国際映画祭最優秀映画賞グランプリ オースティンファンタスティック映画祭最優秀美術賞

2005年/日本映画/カラー/ドルビーステレオ/アメリカンビスタ/98分/PGー12 配給:ファントム・フィルム、100meterfilms

2007年2月3日、シネマート六本木にて公開

公開初日 2007/02/03

配給会社名 0442

解説


主人公・有須役は、監督が脚本の段階から想定して描いた、佐藤浩市。妻役に木村多江、不倫相手役にはKIKI。さらに柄本明、串田和美らが加わり、この作品の不思議で妖艶な世界観を盛り上げている。
古典的な日本の怪談話と西洋の童話「不思議の国のアリス」をモチーフに、その独自の視点から従来の日本映画にはない幻想的で優美な映像世界へと私たちを誘いこみます。
監督・脚本は日本在住のジョン・ウィリアムズ。大学在学中から短編映画を撮り始め、87年に来日。8本の短編映画を日本人や外国人の仲間とともに制作する。2001年に初の長編劇映画『いちばん美しい夏』で監督デビュー。本作ではシネ二グマ・ルクセンブルグ国際映画祭最優秀映画賞グランプリ受賞。次回作は日本を舞台にしたイギリス映画『Possession』。

ストーリー

有須(佐藤浩市)は、妻のちさと(木村多江)と裕福に暮らしているもののどこか乾いた毎日を送り、ミステリー作家・黒田(串田和美)の小説を唯一の刺激にしていた。
そんなある日、ちさとが忽然と姿を消した。懸命に探し出そうとする有須の周りで次々と起こる不可思議な事件。それと同時期に発表された黒田の新作「スターフィッシュホテル」。そのタイトルは、かつて有須が愛人・佳世子(KIKI)と密会していたホテルの名前だった…。そして、有須に起こったものと全く同じ事件が物語の中で繰り広げられていく−。
今なぜ佳世子の影が?妻の行方は?この謎から抜け出せるのか?

スタッフ

脚本・監督:ジョン・ウイリアムズ
美術:金田克美
コンセプチュアル・デザイナー:斎藤岩男
主題歌:ケイコ・リー「夢幻蒼」
製作:100meterfilms
エグゼクティブ・プロデューサー:ブライアン・ホルス
プロデューサー:マーティン・ライクロフト、古田実咲子、戸山剛
アソシエイト・プロデューサー:アンソニー・アイアクィント、ポール・ターナー
コ・プロデューサー:山田俊輔、三輪由美子
撮影:ベニート・ストランジオ
美術:金田克美
コンセプチュアル・デザイナー:齊藤岩男
照明:仲西祐介
録音:山方浩
編集:矢船陽介
キャスティング:前島良行
ライン・プロデューサー:杉浦敬

キャスト

佐藤浩市
木村多江
KIKI、
串田和美
柄本明

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