原題:Chandramukhi

SUPER★STAR★RAJINIKANTH★CHANDRAMUKHI

ラジニーカント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター

2005年/インド映画/カラー/シネスコ/堂々165分 字幕翻訳:松岡環&字幕監修:深尾淳一/ 配給:日本スカイウェイ

2006年8月26日、シアター・イメージフォーラムにてロードショー

公開初日 2006/08/26

配給会社名 0107

解説


『ムトゥ〜踊るマハラジャ』公開から8年!『アルナーチャラム〜踊るスーパースター』から7年!!『パダヤッパ〜いつでも俺はマジだぜ』『バーシャ!踊る夕陽のビッグボス』から5年!!!つ、ついに・・・兄貴が帰ってきたっ〜〜〜!!!

ラジニカーント演ずる米国帰り(!)の精神科医(!!)が、幽霊退治に大活躍(!!!)例によって歌うわ、踊るわ、立ち回るわの堂々165分(!!!!)2005年タミル映画最大の大ヒット作公開日数200日突破の痛快極楽超大作(!!!!!)その映画の中味とは!?相変わらず一言で要約を許さないもの!しかし、敢えて言うならば!
『贅を尽くした歌と踊りありのアクション・ラブロマンス・ミステリー・ホラー・コメディ&家族の愛憎、献身的な友情、そして、150年の歴史を超えた壮大な謎解き物語』(っつーか詰め込み過ぎだ〜!)以下、豊富なポイント(笑)。

★ラジ兄貴初登場シーン!★
これでもか、これでもかと、兄貴をクルクルと様々なアングルから撮影!キック一発で50メートルは、蹴り飛ばされたかと(やられ役も、いつもよりよくぶっ飛びます)思われる場所に、サングラスに口髭、右足斜め45度上げたまま静止・・・ キタ━━(゜∀゜)━━!!キタ━━「お待たせ」とばかりニカァと笑う兄貴!さすがSUPER★STAR!

★悩殺技!満載!★
ラジ兄貴お得意のセクシービーム!グラサン使った小技!新技も加わり、相変わらずの悩殺技が盛り沢山!さらに技に磨きがかってしまった、さすがSUPER★STAR!

★豊富な(笑)ワイヤーアクション!★
ラジ兄貴、ワイヤーについていけてないよ〜と突っ込みたくなる、ちょい苦しいキック&ジャンプ(ラジ兄貴やりたい放題!好き放題(笑))、がしかし、これで押し通してしまうところが、さすがSUPER★STAR!

★ハリウッドも真っ青CG!★
凝りに凝って、こねくり回したCG!『マトリックス』を意識してたはずが!とにかく洗練とは無縁なベタなやり過ぎCG表現が楽しめる!おまけにセリフにものすごいエコーがかかるところが、さすがSUPER★STAR!

★本筋とは全く関係ない舞台!★
歌と踊りのシーンになると、いきなり舞台がトルコの遺跡へ飛んじゃい、そこで愛を語り合う始末・・・ありゃ〜無駄にロケ費用使ってるところが、さすがSUPER★STAR!

★ツッコミ所満載!余計なエピソード!★
水増し水増し水増し・・・そして怒濤の壮大などんでん返しクライマックス!話は波錠しまくり、が、ラジ兄貴のパワーがあれば少々(?)の辻褄の食い違いなんて気にしない笑死状態!さすがSUPER★STAR!

★今回もちゃんと「萌え」ポイント!外しません!★
タミル映画のNo.1スター女優ジューティカ日本初お目見え!彼女が日本の映画ファンにどう評価されるか・・・しかし、ジョーティカの迫真の演技に驚愕!さすがSUPER★STAR!のハートを射止めた女優!

ストーリー

 親友センティルの結婚のために、アメリカから戻ってきた精神科医サラヴァナン(兄貴=ラジニカーント)。センティルはサラヴァナンをとても頼りにしていた。どうしてか?センティルと妻のガンガは誰もが近づくことさえ拒む恐ろしい言い伝えのある呪いの館を購入した。その館に新婚夫婦は、30年間仲違いしている本家の人々、母の姉と従兄弟の兄弟夫婦と共に滞在することになった。もちろん、サラヴァナンも一緒に滞在する。もともと館には庭師と孫娘ドゥルガが敷地内に暮らし居たが、決して2階には足を踏み入れたことはなかった。なぜなら、2階の南角部屋こそが150年前に、強制的に王様の妾にされた踊り子チャンドラムキの霊を封じ込めた部屋だからだ。
チャンドラムキは王様の寵愛を受けながらも恋人を忘れられずに密会を重ねていたため、それを知った王は彼女の目の前で恋人の首を刎ね、彼女も焼死させられたのだった。不慮の死を遂げ、チャンドラムキの魂は復習に燃えた!王は危険を感じ祈祷をして彼女の遺灰を封じ込めたと伝えられている。その恐ろしい言い伝えから、誰もが決して近づかなかったチャンドラムキの部屋。
 ところが、ガンガは好奇心にかられて、決して今まで開かれたことの無かった扉を開いてしまう。
 そしてそれから、何故かドゥルガの周りで次々と怪事件が起こる。ある時は、毒入りコーヒーをセンティルに運んだり、水槽がセンティルの頭上目がけて落ちたり、彼女はすっかり館の住人から疑われてしまう。だが、サラヴァナンはドゥルガが犯人ではないことを知っていた。
 この呪われた館から霊を取り払うために、有名な霊能力者ラーマスワーミがやって来た。導師によって謎は解かれるのだろうか?
そんな中、もともとはセンティルとの結婚を親族に勧められていたプリヤが実は舞踏の師匠のヴィクシュワナータン恋をしていることをサラヴァンは知り、二人の仲を取り持ち、めでたく婚約することが決定した。
 婚約式の日、サラヴァナンが姿の見えないガンガを探し出すとなんとガンガはプリヤの婚約者ヴィクシュワナータンに抱きついているではないか!怒りに震えるセンティルだが、サラヴァナンが原因はガンガにあると告げると、今度はサラヴァナンに対して怒りを爆発させるのだった。みんなが誤解を重ね、サラヴァナンを追い出そうとしたとき、導師が彼を庇う。
 実は サラヴァナンは命がけでガンガを救おうとしていると。ガンガが助からなければ、サラヴァナンが死ぬであろうことを。
そして、導師に勧められ、サラヴァナンが真実を語る。それはチャンドラムキがガンガに乗り移っているという驚くべき真実であった。ガンガは幼い頃とても辛い体験をして、自分でも知らないうちに多重人格となっていたのだ。
 今回この呪われた館をセンティルに購入させたことも、幼い頃に聞かされた物語が心のどこかに残っていて、さらにお坊様のお話しを聞いた後、彼女の中の別人格がチャンドラムキの部屋の扉を開けさせて、彼女は自分がチャンドラムキだと信じてしまったのだ。
そして、かつての恋人と同じ踊り手のためヴィクシュワナータンが恋人だと混同しているのだ。
 チャンドラムキの望みは一つ!憎き王を殺すことで魂は救われる。だから、王への復讐を遂げることができたのなら、きっとチャンドラムキは消滅するのである。ガンガはサラヴァナンを王と思い込んでいる。だから、命をかけてガンガを救うのだ!
 「チャンドラムキ」の怨念が取り憑いてしまった彼女のために、危険を顧みず「チャンドラムキ」の霊と戦う精神科医サラヴァナン!さぁ、どうするサラヴァナン、どうするラジニ・・・!?

スタッフ

製作:プラブ(シヴァージ・プロダクションズ)
監督・脚本:P.ヴァース
撮影監督:セーカル・V・ジョセフ
編集:スレーシュ・ウルス
作曲:ヴィディヤーサーガル
美術:トーッター=ダラニ 
歌:S.P.バーラスブラマニアム、カールティク、ティップ、K.K.、マドゥ=バーラクリシュナン 

キャスト

サラヴァナン・・・・ラジニカーント
センディル(センディルナーダン)・・・・プラブ
ガンガー・・・・ジョーティカー
ドゥルガ・・・・ナヤンターラー
カンダスワーミ・・・・ナーザル
ムルゲーサン・・・・ヴァディヴェール
ヴィシュワナーダン・・・・ヴィニート
謎の使用人・・・・ソーヌー・スード

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す