原題:Made in AKIBA

お帰りなさいませご主人様。

東葛国際映画祭2006正式招待作品

2006年/日本映画/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタルステレオ/96分 配給:ベンテンエンタテインメント

2006年12月23日より池袋テアトルダイヤにて正月第一弾レイトショー

(c)2006 AKIBA製作委員会

公開初日 2006/12/23

配給会社名 0277

解説


秋葉原製 青春グラフィティ!

日本でも有数の情報発信地となった秋葉原。オタクの聖地としても知られるこの町ですが、今やこの町を代表するトレンドがメイド。週末には路上にたくさんのメイド姿の少女たちが溢れるこの街のど真ん中で、とてもステキな映画が誕生しました。それはふたりの少女たちの美しくも悲しい青春グラフィティ。
秋葉原で生まれ育ち歌手になる夢を抱きながらメイドカフェで働くミナノ。いつも元気いっぱいの彼女の前に小学生時代の同級生のカナコが現れる。しかし、カナコの顔には生々しい痣が。そんな痛々しい傷を精一杯の笑顔でごまかすカナコ。そして小学校時代から大好きだったミナノに捨て猫のようにまつわりつく。最初は疎ましく思っていたミナノ気持ちが、カナコと時間を過ごしていくうちにどんどん変わっていく。そしていつしか・・・。そんな難しいミナコ役を見事に演じてみせるのが、映画初主演となる超人気グラビア・アイドルの滝沢乃南。彼女の体当たりの演技に、きっと多くの観客が釘付けになることでしょう!そしてフワフワとしていて、いかにも『放っておけない女の子』のカナコを演じるのは、今や日本を代表する若手カルト女優の前田綾花。劇中でも描かれていますが、彼女のように掴みどころがない女の子ってアキバボーイズたちにはたまらない存在かも知れませんね。
物語は最後に予想外の展開を見せます。その衝撃はあなたの心臓をギューっと掴み、窒息寸前!!そしてピュアな少女のあまりに残酷な運命に号泣必至です。たかがアイドル映画と見くびっていけませんよ。
また、この映画では秋葉原の色々な表情を垣間見ることができます。これはロケハンにめちゃめちゃ時間をかけた賜物なのか??はたまた、監督が最強のアキバオタクなのか??
有名な電気街、駅の雑踏、神田川沿いの昔ながらの風景なども良いのですが、ビックリするくらいの隠れスポットも登場します!その辺りも要チェックです。 
もちろんアキバボーイズには生唾モノのキュートなメイドたちも多数出演!しかし、この映画は決してアキバ族のための映画ではありません。アキバ未体験の皆さまにも、ぜひ「萌え〜体験」をしていただきたいと思います!?
「AKIBA」は今、青春を謳歌している若者だけでなく、私のように青春を懐かしんでいる世代の心にも響く青春映画です。そしてきっと多くの人の心に秋葉原を焼き付けてくれることでしょう。

ストーリー





秋葉原で生まれ育った主人公ミナノ(滝沢乃南)の1日は、JR秋葉原駅の売店で飲むフルーツ牛乳から始まる・・・そんなある朝、いつものように売店でフルーツ牛乳を注文すると「ミナノちゃん!」と呼ぶ声がする。なんと!反対側のホームで手を振る姿は、小学校4年生まで同級生だったカナコ(前田綾花)だった。小学校の頃、いじめにあっていたカナコは、知的障害だった為に5年生から特殊学級に編入して入った。その奇妙に歪んだ笑顔には青い痣がある。8年ぶりの再会は、切ない物語の幕開けだった・・・。

スタッフ

製作:瀬谷愼
企画・エグゼクティブプロデューサー:倉谷宣緒
企画協力:新井正行・石井博
監督・脚本・編集:小沼雄一
脚本:石川美香穂
撮影・照明:新妻宏昭
録音:片桐絵梨子
美術:鈴木伸二郎
衣装:香川雅子
スチール:ヤギシタヨシカズ
スタント:福本浩己 (S.W.A.T.)
制作担当:太田勝一郎

音楽:朝本千可
挿入歌:『秋葉原小学校歌』作詞・作曲:木堀歩
主題歌:相沢巧弥子『悲しい予感』(tearbridge records)
ノベライズ本:石川美香保
イラスト:遠田志帆

キャスト

滝沢乃南
前田綾花
篠田光亮
岩川幸司
蒲生純一
中村優子

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