自分の死に気付いたとき、彼女たちは運命に抗おうとする。

2006年/日本/99分/ヴィスタサイズ 配給:バイオタイド

2006年07月21日よりDVDリリース 2006年6月3日(土)〜16日(金)、渋谷シネ・ラセットにて公開

(C)2006「転生」製作委員会 

公開初日 2006/06/03

配給会社名 0330

解説


あなたは、誰の生まれ変わりですか? 三つの時代を生きた三人の女、 彼女〈たち〉はいつも22歳でこの世を去った。 運命に恐怖し、宿命に涙する、かつてないホラーファンタジー!! 繰返される「死」の記憶から彼女〈たち〉は逃れられるのか? 復興の60年代、バブルの80年代、飽和の00年代に生きた三人の女性の「3転生」を恐怖と感動で彩った、この夏最高に「泣けるホラー」がここに誕生した。キャストには2005年度で最も輝いたトップレースクイーン 鷲巣あやのが、女優初挑戦!セルDVDやカレンダーの売上が他のレースクイーンを圧倒した彼女が、女優として大きな進化を見せる。さらに、「爛れた家〜蔵六の奇病より〜」に主演、「夜のピクニック」などの小野まりえ、「渋谷怪談」「夢なら醒めて」など数々の主演作でキャリアを持つ前田綾花の三人が転生する主人公を演じている。共演に廣木隆一監督「ガールフレンド」主演の河井青葉、中原俊監督「DV」主演の英由佳、「仮面ライダー響鬼」、CX昼ドラ「偽りの花園」の川口真五など、豪華な顔触れ。 『転生』で描かれるのは、ジャパニーズホラーの新しい可能性を切り開く「ホラー」×「ファンタジー」の世界。
謎が明かされる時、その宿命に、戦慄する——。

ストーリー



これは、22歳で死ぬ事を運命付けられた女たちの物語。 第一部『64』 1964年。東京オリンピックの喧噪が冷めぬ東京の下町。 そこに一人住む町田小梅(21)は製粉工場の事務をしていた。 性格の問題なのか、周りになじめない小梅。 工場と下宿の往復しかない毎日。親しい友人もいない。 小梅は、いつも、自分を見張っている「何か」におびえていた。 その「気配」から逃れようと単身上京したが、むしろそれは、 より濃く感じられるようになっていた。 そんな折、小梅はルリ子という女と出会う… 第二部『86』 1986年。経済と文化がピークに達した街。 前園俊子(21)は月刊連載を何本も持つ漫画家。 俊子はいつしか仕事場の隅にいつも立っている自分そっくりの姿で顔を両手で おおい立っている幻影をに悩まされていた。 俊子は、生まれてから幾度と見た「奇妙な女の夢」を題材に、 夢を盗作して連載を書き続ていた。 そんな折、俊子の前に突然現れた初老の男、町田源三。 源三は俊子の漫画が、22歳で死んだ娘(小梅)の話だと主張した。 第三部『08』 三上春香(21)は汗だくで起き上がった。部屋の隅をおそるおそる見つめる。 頻繁に見る夢の中で、春香は「小梅」、「俊子」と呼ばれていた。 春香は理解していた。彼女たちはかつて”自分自身”であったことを。 間もなく迎える22歳の誕生日。 信じたくないのは自分が2人と同じ運命を歩むこと…。 運命に抗う事を決意する春香だったが、今の自分には、何もない。 コンビニで無気力にバイトする日々。何もおこらない日常を過ごす春香。 そんなある日、春香の前にコンビニ強盗が刃物を持って現れる。 死を覚悟する春香だったが…

スタッフ

監督:元木隆史
製作:永森裕二、 陣 汰朗 
プロデューサー:北川響子 黒須功 
脚本:宇治田隆史
撮影:中尾正人 
録音:塩原政勝 
照明:平澤賢宗
衣装:井上英子
スタイリスト:嶋津奈央
キャスティング:狩野善則 
編集:元木隆史
音響効果:ARQUEBUSE 
劇中漫画:岡田尚子 
助監督:岡元太 
制作主任:西川香里
制作協力:黒須映像工業 
製作:フルメディア、スタジオビコロール

キャスト

鷲巣あやの
小野まりえ
前田綾花   
河井青葉
英由佳
清水宏 
大場はるか 
有馬光貴
川口真五
安奈とも

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す