原題:Stoned

2005年11月18日イギリス初公開

2005年/イギリス/ビスタサイズ/103分/ 配給:ファントム・フィルム+クロックワークス+エイベックス・エンタテインメント

2007年02月28日よりDVDリリース 2006年8月5日、渋谷シネクイントほかにてロードショー

(C) Audly Films LLP 2005. All rights reserved.

公開初日 2006/08/05

配給会社名 0442

解説


’69年7月3日、イギリスのBBC放送はこう報じた──「ローリング・ストーンズのギタリスト、ブライアン・ジョーンズが自宅のプールにて死体で発見された。享年27歳」。
’63年のデビュー以来、世界最高の怪物ロック・バンドとして君臨する“ローリング・ストーンズ”の創始者であり、リーダーでもあったブライアン・ジョーンズ。セックス、ドラッグ&ロックンロールを体現し、’60年代のアイコンだった彼を襲った突然の死は、事故と発表された。しかしいまだ、他殺、自殺…とさまざまな憶測が流れている。
真相は“他殺”である。そう導き出したのが、映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」だ。10年以上を費やして集められた、彼の死に関する著書、検視官の調査結果、関係者の証言。さらに、死の“目撃者”でありストーンズのマネージャーでもあったトム・キーロックをコンサルタントとして招いている。
一体、ブライアンの身になにが起こったのか…?本作は、ロック・ファンはもちろん、目の高い映画ファンをも唸らせる、一級のエンターテインメントである。

ストーリー



知的ではあるが、音楽と女の子に夢中で、学校という体制に反抗していたブライアン・ジョーンズ(レオ・グレゴリー)。19歳でロンドンに移った彼は、ミック・ジャガー(ルーク・デ・ウルフソン)、キース・リチャーズ(ベン・ウィショー)と出会い、バンドを結成した。これが“ローリング・ストーンズ”の始まりとなる。そしてブライアンはマネージャーになりすましてプロモーションまで行ない、ストーンズを牽引する存在となる。 
各地でライヴを行ない、スターへの階段を駆け上っていくストーンズ。その頃、ブライアンはミュンヘンで、アニタ・パレンバーグ(モネット・メイザー)と出会い、恋仲となる。しかしその恋は長くは続かなかった。 
本物のR&Bを追求するブライアンは、「俺たちはビートルズになる気はない」と宣言するが、彼の思いとは裏腹に、ストーンズはすでに、人気ロック・バンドとなっていた。そしてミックやキースがリーダー・シップをとるようになり、ブライアンは孤立していく。精神的に不安定となり、暴力的な行動をとるようになったブライアン。やがて彼はストーンズのメンバーから解雇を告知され…。 

スタッフ

監督:スティーヴン・ウーリー
製作:スティーヴン・ウーリー/フィノラ・ドワイヤー
脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド
撮影監督:ジョン・マシソン
美術:ジョン・ビアード
衣装デザイン:ロジャー・バートン
編集:サム・スニード
音楽:デヴィッド・アーノルド

キャスト

レオ・グレゴリー
パディ・コンシダイン
デヴィッド・モリッシー
ベン・ウィショー
ルーク・デ・ウルフソン
ツヴァ・ノヴォトニー
アメリア・ワーナー

LINK

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