2007年最初の恋愛映画! 胸締めつけられる感動作!

2006年/日本/カラー/122分/ 配給:東芝エンタテインメント

2007年08月29日よりDVDリリース 2007年1月20日、恵比寿ガーデンシネマ、ほか全国ロードショー

公開初日 2007/01/20

配給会社名 0008

解説


松本潤、初の単独主演作。
600万部の大ヒットコミックが、心を打つほどに切なく,美しく待望の映画化。
高校三年生の双子の兄妹、頼と郁の、決して報われることのない切ない愛を描いたラブストーリ一『僕は妹に恋をする』。
残酷なほどに純粋な2人の恋心と揺れ動く感情を『blue』の安藤尋監督が美しく描きあげる。

映画単独初主演となる松本潤を中心に注目の新星たちが織りなすあまりにも純粋な恋の物語
主人公の容姿端麗で成績優秀な双子の兄・頼を演じるのは、『嵐』の松本潤。ドラマ「花より男子」や映画『東京タワー』、そして蜷川幸雄演出の「白夜の女騎士(ワルキューレ)」では主演を務め、その演技力が高く評価されている。意外にも、映画は本作が初の単独主演となる。撮影現場を訪れた原作者の青木琴美が『私の頭の中にしかいなかったはずの頼がそこにいた』とその佇まいを絶賛し、頼の難しい役どころを繊細に演じきっている。
妹の郁に扮するのは、セブンティーンのカリスマモデル出身で、ドラマ「ダンドリ。〜Dance☆Drill」の主演を演じ、女優として注目を集めている新星、榮愈奈々。邪念や計算なしに頼を想う純粋さと、包み込むような笑顔を持つ郁が誕生した。

都に思いを寄せる頼の親友・矢野に『スウィングガールズ』『NANA』と、爽やかな存在感で大ヒット作に出演を続ける平岡祐太。また、郁から頼を奪おうとする友華には、可憐な魅力でグラビアを席巻する小松彩夏。頼と郁の母親役に浅野ゆう子が扮し、安定感のある演技を見せる。

600万部を突破した大ヒット作をベースに安藤尋監督が普遍的なラブストーり一を創出
原作は、『少女コミック』(小学館)に連載されていた青木琴美の大人気同名コミック。禁じられた恋に身をやつす双子の兄妹を描いた衝撃的な内容と過激な描写、そして兄妹という瞳害を乗り越えて純粋な思いを貫こうとする恋心が10代の女の子を中心に共感と話題を呼んだ。”僕妹(ぼくいも)”の愛称で呼ばれると共に全10巻の単行本が累計600万部を売り上げるという大ヒット作品となっている。
”絶対に結ばれることがないからこそ純粋な愛”という原作の核を抽出し、脚本、監督を務めたのは、『blue』(03)で市川実日子に第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞をもたらした安藤尋。
また、頼と郁の二人、そして矢野と友華の4人の物語とすることで、それぞれの人の愛し方が浮かび上がる。より輻広い世代、そして男女ともに訴える、普遍的な物語に仕上がった。

劇中の大半を占める舞台である学校に表情を与える光の移ろいをキャラクターの心情に重ねながら捉えたのは、安藤作品の常連、鈴木一博(撮影)と上妻敏厚(照明)。安藤監督の特徴である長回しのシーン等、固い信頼関係が伺え、その映像に上質感を生んでいる。また、音楽を手がけたのは国内外で活躍する音楽家・大友良英。

クリスタル・ケイによる珠玉のラブソング
クリスタル・ケイが唄うエンディング・テーマ、「きっと永遠に」はこの作品の為に書き下ろされた。映画の世界観をそのままに美しい余韻を残す、珠玉のラブソングが誕生した。

ストーリー



双子の兄妹の頼(松本潤)と郁(榮倉奈々)は、同じ学校に通う高校三年生。幼い頃はシロツメ草の草原で無邪気に結婚の約束をしたほど仲がよかったが、最近はなぜか、頼の郁への態度はすっかり冷たくなっている。頼の変化を悩みながらも、二段ベッドの上に眠る頼に、自分に思いを寄せる矢野(平岡裕太)にどう答えるべきかを相談する郁。
『……郁の好きにしろよ」。返事はやはり冷たい。

体育の授業、サッカーをする頼と矢野。激しく矢野に当たっていく頼に対し、矢野は「妹ちゃんのこと、諦めてないから」と挑発する。
放課後、校庭を歩く郁を、優しい眼差しで見つめる頼。そんな頼に対し、クラスメイトの楠友華(小松彩夏)は意味ありげに「妹って得だね」とつぶやく。
ある夜、眠れない頼は、ベッドの下段に眠る郁の左手の薬指にキスをし、そして、辱にキスをしようとする。目を覚ました郁に、「ずっと好きだった」と思いをぶつける頼。「俺を選ぶなら郁からキスして」と言われ、戸惑いながらも郁は『ヒドイよ…』と言いながらキスをする。そしてそのまま2人は初めて結ばれる。
翌朝、学校へと出かけた2人の部屋を掃除する母親(浅野ゆう子)は、乱れた郁のベッドと、使った形跡のない頼のべッドを見て何かを察知する。
ようやく矢野に「他に好きな人がいる」とハッキリと断る郁。そして放課後、頼と郁はタ日で真っ赤に染まった理科室で口づげを交わす。しかし、その様子をドア越しに友華が見てしまう。郁との関係をネタに、「アタシとつきあって」と頼に迫る友華。「兄で奪んてヘンだよ」「2人とも苦しむよ」と目を背けていた事実を改めて突きつけられ、気持ちが揺れ始める頼……

スタッフ

企画:泉英次
エグゼクティブ・プロデューサー:鈴木良宣
製作:亀井修/奥田誠治/藤島ジュリーK

プロデューサー:尾西要一朗
アソシエイト・プロデューサ・一:畑中雅美/神蔵克/原藤一輝
ライン・プロデューサー:地原健
原作:青木琴美(少女コミック/小学館)
脚本:袮寝彩木/安藤尋
音楽:大友良英
撮影:鈴木一博
照明:上妻厚
録音:横溝正俊
美術:松本知恵
編集:冨田伸子
スクリプター:水口裕子
キャスティング:狩野善則
助監督:久保朝洋
制作担当:安田憲邦
監督助手:井上雄介/土岐洋介
撮影助手:赤池登志貴
撮影効果:鈴木陽祐

キャスト

松本潤
榮愈奈々
平岡裕太
小松彩夏
岡本奈月
工藤あさぎ
渡辺真起子
諏訪太郎
真柳美苗
工藤あかり
石井柾圭
大森絢音
鈴木颯人
小西結子
秋山綾香
萩原彩

浅野ゆう子

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