原題:Je ne suis pas là pour être aimé

フランス映画祭2006出品作品 (上映題名『愛されるためにここにいる訳じゃない(仮題)』)

2005年/フランス/カラー/93分 配給:セテラ・インターナショナル

2007年07月25日よりDVDリリース 2006年12月16日、ユーロスペースにてロードショー

公開初日 2006/03/15

公開終了日 2006/03/19

配給会社名 0475

解説


タンゴ教室の扉を開いたその日から人生が再び輝き始める—— セザール賞3部門(主演男優、主演女優、助演男優)ノミネートの注目作!! 処女長編の『Le bleu des villes』がミシェル・ドルナノ賞を受賞し、カンヌ映画祭にも出品されたステファン・ブリゼの長編第二作。主演のジャン=クロード役に扮するのは『読書する女』などのパトリック・シェネ。その相手役のフランソワーズを務めるのは『灯台守の恋』のアン・コンシニュイだ。2人はタンゴのステップを学ぶために数ヶ月もの間レッスンに通ったという気合の入りようだ。また、パトリック・シエネ、アン・コンシニュイ、ジャン=クロードの父親を演じた名優ジョルジュ・ウィルソンは、本作でそれぞれ、セザール賞主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネートされた。監督のブリゼは、リハーサルなしの一発本番で俳優たちのみずみずしく自然な演技を引き出す演出スタイルで評価が高い。2005年サン・セバスチャン映画祭公式出品作品。

ストーリー




 50歳になるジャン=クロード・デルサールは、長年アパートの立ち退き勧告業を生業としてきたが、身体はもうぼろぼろ、心まですり減って
しまっている。“人生には素晴らしい贈り物が用意されている”などという都合の良い考えはとっくの昔に捨ててしまっていた。タンゴのレッス
ン教室の扉を開き、彼女に出会うその日までは——。
人生に疲れ果てた熟年の男性が、一つの出会いを通して失われた情熱をもう一度見出そうとする姿を、繊細かつ情感に溢れる独特のタッチで描き出す。

スタッフ

監督:ステファヌ・ブリゼ(『Le Bleu des villes』)
脚本:ステファヌ・ブリゼ、ジュリエット・セールズ
製作:ミレナ・ポイロ、ジル・サキュト
撮影:クロード・ガルニエ

キャスト

パトリック・シェネ(『読書する女』)
アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)

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