原題:The Passenger

フランス映画祭2006出品作品

2005年フランス・カナダ・日本合作/カラー/1:1.85/ドルビーSRD/88分 提供:エースデュースエンタテインメント 配給:トルネード・フィルム

2006年10月7日より東京都写真美術館にてロードショー

© 2005 Les films à un dollar/River Films/Aviva Communications/Les films de l’îsle

公開初日 2006/03/15

公開終了日 2006/03/19

配給会社名 0475

解説


伊勢谷友介が日仏カナダ合作映画に主演! 叙情あふれる美しいモントリオール、東京の郊外の景色を背景に、現代に生きる孤独な人々を描くスリラー日本映画界で活躍する伊勢谷友介がコウジを、新人・金子久美がヒロコを演じる。三道役には58年にデビューして以来120本近い映画に出演しているベテラン夏木陽介が、若いやくざには加瀬亮があたる。撮影は、ヴェネチア映画祭2003コンペ出品作ブリュノ・デモン『Twenty-nine Palms』で美しいアメリカの砂漠地帯を切り取ったベテラン、ジョルジュ・ルシャプトワ。国境を越え、現代に生きる孤独な人々の姿を、美しい背景のなかでフォトジェニックに焼き付けてゆく。

ストーリー

幼馴染のコウジとヒロコは成長し、深く愛し合うようになっていた。定住地を持たず、その日暮しの生活を送るコウジ。ある寒い冬の晩、二人の関係がヒロコの父親、三道直樹に見つかる。幼少時代世話をしたコウジに裏切られたと感じた三道は、コウジにヒロコと会うことを禁じる。
3年後——ヒロコからコウジに三道がトラブルに巻き込まれたという電話がかかってくる。
三道が預かった裏金を、彼の昔からの仕事上のパートナーだったカナダ人、タネールが盗んだのだ。三道はコウジに言う。「タネールを探し出してくれ。上手く行ったら、またヒロコと会ってもいい」と。
コウジはヒロコに再び会うため、タネールを探すため、モントリオールに旅立つ。
果たしてコウジとヒロコの運命は・・・。

スタッフ

製作:トム・デルクール
共同製作:平川麻里子、イアン・ボイド、ステファン・レイモン
監督・脚本:フランソワ・ロトゲール
撮影:ジョルジュ・ルシャプトワ
美術:ヴァレリー・マサディアン
編集:ナタリー・ラングラード、ジュリー・ドゥコンデ
音楽:ダン・レヴィ、オリヴィエ・ブイスー、イリナ・ラザレアヌー
ライン・プロデューサー:ティエリー・ボードレー

キャスト

伊勢谷友介
ガブリエル・ラジュール
フランソワ・トロティエ
金子久美
加瀬亮
ヴェルーシュカ・ノージュ
夏木陽介

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