原題:Entre ses mains

フランス映画祭2006出品作品

2005年/フランス/カラー/90分

公開初日 2006/03/15

公開終了日 2006/03/19

配給会社名 0475

解説


鋭い感受性で心の動きを解剖するアンヌ・フォンテーヌが切り拓いた “親密なスリラー”!ドミニク・バルベリの小説『Les Kangourous』を、アンヌ・フォンテーヌが脚色。見世物的なスリラーの作法を用いることなく、観客がクレールとロランの内側にダイレクトに、親密に入り込んでいくこと狙う。近年期待の高まるイザベル・カレと、2002年にジャン・ギャバン賞を受賞したブノワ・ポールヴールドが共演。音楽は仏現代音楽の偉大な作曲家パスカル・デュサパン。

ストーリー




 クレール・ゴーティエは保険会社に務めている30歳の女性。夫ファブリスと娘ポーリーヌとは何の問題もなく調和のとれた生活を送っている。
ある日、水のトラブルで相談に来た獣医のロランと知り合いになり、瞬く間に親密な関係になっていく。ロランは魅惑的で、疲れを知らず、決して満足することのないハンターだ。初めは彼に惹かれていたクレールだったが、次第に恐ろしさに駆られるようになる。町で何人もの女性の喉をかき切った殺人者の影を彼に重ねるようになるのだ。“メスをもった殺人者”の接近を恐れ、クレールは幻惑と恐怖から逃れようとする。

スタッフ

監督:アンヌ・フォンテーヌ(『恍惚』)
製作:ブリュノ・ぺズリー、
フィリップ・カルカソンヌ
脚本:アンヌ・フォンテーヌ、
ジュリアン・ボワヴァン
撮影:ドニ・ルノワール

キャスト

ブノワ・ポールヴールド(『ル・ブレ』)
イザベル・カレ(『プロヴァンスの恋』)

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