原題:Carmen

フランス映画祭2006出品作品

2005年/フランス/カラー/100分

公開初日 2006/03/15

公開終了日 2006/03/19

配給会社名 0475

解説


猿と人間が一緒に暮らす!? 種を越えた新たな愛と友情に、そしてレニエの天使のような笑顔にヴェネチア映画祭が沸いた、スキャンダラスな話題作!監督は『TOKYOEYES』(98)、『NOVO/ノボ』(02)など、その野心的かつ斬新なスタイルで世界的に評価の高いジャン=ピエール・リモザン。フランス映画に欠かせぬ大人気女優ナターシャ・レニエ、またチャップリンの孫でもある俳優ジェームズ・ティエレを迎えて描き出される、種を越えた新たな友情。05年ヴェネチア映画祭にて上映され大きな反響を呼んだ話題作。

ストーリー


 ボノボと呼ばれる、人間にもっとも近い知性を持つ種の類人猿。その一匹“カルメン”は、頭が良くて生意気で、言語研究センターから逃げ出してしまった。外の世界で、カルメンは飢えと怖れに襲われ、しかも人間という得体の知れないものと対峙せねばならない。結局捕えられるのだが、そこでメルシエという人間の男と出会い、彼が父親役となってしまう。こうしてカルメンとメルシエとのスキャンダラスな共同生活が始まる。始めは嫌々だったが、徐々にカルメンの本当の価値を知るようになってゆくメルシエ…。いったいカルメンは人間たちから何を学んでゆくのだろうか?

スタッフ

監督: ジャン=ピエール・リモザン(『NOVO』)
製作:エルヴェ・シャバリエ、
ミシェルレイアック
脚本:ジャン=ピエール・リモザン、
ピエール・シェレー
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ

キャスト

ジェームス・ティエレ(『バイ・バイ・ブラックバード』)
ナターシャ・レニエ(『天使が見た夢』)

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