原題:LUCKY NUMBER SLEVIN

2006年/アメリカ/カラー/109分 配給:アートポート

2007年06月22日よりDVDリリース 2007年<正月第2弾>1月13日 丸の内プラゼール他 全国松竹・東急系にてロードショー

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公開初日 2007/01/13

配給会社名 0014

解説


スタイリッシュ・ミステリアス・ゴージャス
最高の映画体験がここにはある!

2007年——スタイリッシュでスリリング。新たなアメリカン・エンターテインメントの到来を予感するサスペンス映画が誕生した!
どこまでも練りこまれた予想もつかないストーリー、実力派スターたちの競演、そして切れのいい演出の三位一体。サスペンス、クライム、ラブ、ミステリー、コメディ…およそあらゆるジャンルのストーリー・エッセンスが織り込まれた本作品は、あくまでスタイリッシュな映像と斬新な美術と重なり合い、最高にスリリングな映画体験へといざなってくれる。
サスペンスフルでロマンティック、時にユーモラス。残酷さと無邪気さが共存する、矛盾を許さないギリギリの展開のなかで、愛というテーマが高らかに謳いあげられている。観る者の心の中にモザイクのように仕掛けられた、一見、脈絡のない「謎」の数々が、洒落たセリフに彩られたストーリーの進行とともに収まるべきところに収まり、ラストには、観客の誰もが予想することの出来ない、心までも奪われてしまう驚きの結末が待ち受けている!

ジョシュ・ハートネットを軸にブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ルーシー・リュー、ベン・キングスレー、スタンリー・トゥッチ他の豪華で充実のキャスティング!

話題はなんといっても豪華な出演者たち。世界中を感動の涙で包み込んだ『パール・ハーバー』や『愛ここにありて』、『ホワイト・ライズ』など、愛に一途なヒーローでファンの心をつかんだジョシュ・ハートネットがスレヴンを演じ、ロマンティックでユーモラス、しかもハードボイルドという多面的なイメージを巧に表現しているのをはじめ、『シン・シティ』、『16ブロック』とハードなアクションに冴えをみせるブルース・ウィリスが凄腕の暗殺者グッドキャットに扮し、強烈な個性を発揮している。
加えて『チャーリーズ・エンジェル』シリーズですっかりメジャーな存在となったルーシー・リューがハートネットの相手役を務め、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー助演男優賞に輝いたモーガン・フリーマンと、『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を手中に収めたベン・キングスレーがそれぞれ対抗する暗黒組織のトップに扮して、みごとな演技を披露している。
また『ロード・トゥ・パーディション』のスタンリー・トゥッチが両ギャングにはりつく刑事役で凄みをみせる他、『カイロの紫のバラ』で名演をみせたダニー・アイエロ、『ジャッキー・ブラウン』で復活後は『ファイヤーウォール』などで渋い演技をみせるロバート・フォスターなど、個性派俳優たちが勢揃い。それも単なるオールキャスト作品と一線を画し、それぞれが演じるキャラクターにがっちりと取り組んで、これまでにないカラーを打ち出している。

アメリカの新たなストーリーテラーと鬼才監督の絶妙のコラボレーション!

これだけのキャスティングが実現したのは、みるものを翻弄せずにはおかない脚本による。ウィットとユーモア、ロマンチシズムに溢れるこの脚本を書いたのは、新鋭ジェイソン・スマイロヴィック。ABCのテレビシリーズ「Karen Sisco
」の脚本で注目され、アメリカ映画界の次世代を担う存在と言われている。この脚本は10年の歳月をかけて練り上げた。
監督はスコットランド出身のポール・マクギガン。『アシッド・ハウス』で長編劇場映画にデビューして以来、『ギャングスター・ナンバー1』や『仮面の真実』、『ホワイト・ライズ』など、クライムストーリーやミステリーにその才能を発揮してきたが、ここでは持ち前のユーモア感覚をさらに練りこんで、スリリングでいながら後味のいい、爽やかな余韻に包まれる世界を構築している。マクギガンとジョシュ・ハートネットは『ホワイト・ライズ』に続くコンビだが、本作ではスマイロヴィックの脚本をもとに、ハートネットの多彩な魅力をいかんなく引き出している。
スタイリッシュな映像を誇る撮影は、バリー・レヴィンソンの『ダイナー』やジョニー・デップ主演の『フェイク』などで知られ、マクギガン作品の全てを手がけているベテラン、ピーター・ソーヴァ。美術は『ニュースの天才』や『みなさん、さようなら』などのフランソワ・サガン。衣装は『ホワイト・ライズ』や『ボーン・コレクター』のオデット・ガドリー。編集はマクギガンの劇場用作品を手がけるアンドリュー・ハルム。音楽はミュージシャンでもあるJ・ラルフ。それぞれ一級のスタッフが集結し、マクギガンを盛り上げている。

ストーリー


ニューヨーク——タイムリミットは3日間。
不運な男<スレヴン>を包囲する数々の罠——!

衝撃的な事件の連続から幕を開け、ニューヨークの空港に現れた謎の暗殺者グッドキャットから語られたのは、20年前の幸運のナンバー7から始まった陰謀…。
それから物語は、不運の連続によりニューヨークへとやってきた青年スレヴンを軸に進行していく。友人のアパートにいた彼は、偶然の出来事から隣の部屋に住むリンジーと出会い、ふたりは惹かれ合っていく。しかし、スレヴンの不運はまだ終わってはいなかった。友人に間違えられて街を牛耳るふたつのギャングから借金返済を迫られ、暗殺を強要されてしまう。スレヴンに与えられた猶予は3日間。その両方のギャングの影には、グッドキャットの姿があった。両ギャングの間に立ったスレヴンに賭けられた運命とは——?不気味に現れた、すべての鍵を握る凄腕の暗殺者グッドキャットの目的とは——?そして、スレヴンとリンジーのたった一つの偶然の恋…。
いったい誰が?いったい何のために?そのワナは、緻密でしかも巧妙に登場人物すべての「運命」に仕掛けられた。20年前——幸運のナンバーに隠された陰謀の驚くべき衝撃の真実とは…。

スタッフ

監督:ポール・マクギガン
脚本:ジェイソン・スマイロヴィック
プロデューサー:クリス・ロバーツ、クリストファー・エバーツ、カイア・ジャム、アンディ・グロスチ、アンソニー・ルーレン、タイラー・ミッチェル、ロバート・S・クラヴィス
製作総指揮:ドン・カーモディ、シャロン・ハレル、ジェーン・バークレー、エリ・クライン、アンドレア・シュミッド、AJ・ディックス、ビル・シブレイ
共同製作総指揮:ハンナ・リーダー
コ・プロデューサー:チャールズ・ジュード・フェウアー
撮影監督:ピーター・ソーヴァ
プロダクション・デザイン:フランソワ・サガン
編集:アンドリュー・ハルム
衣装デザイン:オデット・ガドリー
音楽:J・ラルフ
キャスティング:トリシア・ウッド&デボラ・アキュラ

キャスト

ジョッシュ・ハートネット
ルーシー・リュー
モーガン・フリーマン
ブルース・ウィルス
ベン・キングスレー
スタンリー・トゥッチ
ミカエル・ルーベンフェルド
ロバート・フォスター
ミケルティ・ウィリアムソン
ダニー・アイエロ
スコット・ギブソン
オリバー・デイヴィス
サム・ジャガー

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