原題:Underworld: Evolution

私は、闘うことしかできなかった。

2006年1月20日全米公開

2006年/アメリカ映画/スクリーン・ジェムス&レイクショア・エンタテインメント提供/レイクショア・エンタテインメント製作/ スコープサイズ/全6巻/上映時間:1時間46分/2,918m/SRD・SR/字幕翻訳:風間 綾平/R-15 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2010年05月26日よりDVDリリース 2007年10月03日よりDVDリリース 2006年08月23日よりDVDリリース 2006年4月22日より有楽町スバル座ほか全国東宝系にてロードショー

ビデオ時に変わった場合の題名 アンダーワールド2:エボリューション

公開初日 2006/04/22

配給会社名 0042

解説


全米初登場No.1※のサイバー・ヒロイン・アクション、ついに日本上陸!
※2006年1月20日〜22日の公開3日間の全米興収2,760万ドル。

秘密を継いだヒロインが挑む、宿命のバトル。
哀しき過去を背負った、闇の女戦士セリーン。何世紀にもわたるヴァンパイア(吸血鬼族)とライカン(狼男族)の種族闘争の狭間で、彼女は自らに秘められた運命を知る─。両種族の創世にまつわる秘密、そして、セリーンの記憶に眠る封印された謎。宿命を抱き、命を懸けて闘い抜くヴァンパイア・ヒロインを演じるのは、クールな美しさが魅力のケイト・ベッキンセール。他のアクション・ヒロインとは一線を画する、気高さと女性らしさを纏ったスタイリッシュなヒロイン像を創り上げ、観る者すべてを魅了する。また、彼女との禁断の恋に身を投じ、共に闘い続ける混血種マイケルを、甘いマスクでブレイク寸前のスコット・スピードマンが熱演。ドラマ、迫力、スピード。己の血族であるヴァンパイアに裏切られたセリーンが、闇の世界への復讐に挑む『アンダーワールド:エボリューション』。ダークな夜を貫く、新感覚のサイバー・ヒロイン・アクションが、まもなく日本を撃ち抜く。

スタイリッシュな夜が包む、闇のワールド。
世紀を超え、種族の存亡をめぐる死闘が繰り広げられてきた闇の世界─“アンダーワールド”。夜と闇が交錯するこの世界で、ヴァンパイアとライカンの壮絶な歴史が人知れず積み重ねられてきた。このゴシック・サイバーな舞台を、スタイリッシュに映像化したのは、監督のレン・ワイズマン。TVCMやミュージック・ビデオで培われた彼独自の映像センスが、ダークな美意識となって本作全編に解き放たれ、重厚でアーティスティックな世界を生み出すことに成功している。ミステリアスに彩られる、光と陰。哀しきヒロインを包み込み、彼女の運命へとシンクロしていく。そして、その闇を切り裂くように炸裂する、血塗られた宿命のバトル。裏切られた暗殺者セリーンが、彼女の過去に秘められた両種族の秘密を知ったとき、争いは終焉へと導かれる。セリーンに託された、最後の希望。闇の闘争を終結できる戦士は、彼女ひとりしか残されていなかった─。1000年の時と血統を超え、いま新たな進化が始まる。

ストーリー



1000年の時を超え、闇の種族は進化する。

種族を超えたふたりの恋は、闇の世界では許されなかった。
ヴァンパイアの闇の処刑人、セリーン(ケイト・ベッキンセール)。一族を治めるビクター(ビル・ナイ)が自分の家族を虐殺していた真実を知った彼女は、不死者の長老である彼を殺し、その敵討ちに終止符を打った。しかしそのために、セリーンは同族であるヴァンパイアから追われる身になってしまう。彼女は、唯一の味方であるヴァンパイアとライカンの混血種マイケル(スコット・スピードマン)と共に、追っ手から逃れていた。休眠中の長老マーカス(トニー・カラン)を復活させて、助けてもらうことを願いながら…。そして、そんな彼女たちの前に、混血種となって既に蘇っていたマーカスが突然現れた。ライカンの血が混ざったことで、休眠前よりも力を増大させたマーカス。セリーンには覚えのない家族の秘密と、マイケルが持っていたペンダントを奪うために、マーカスは執拗に彼女たちを襲う。夜明け前に何とか逃げ切ったふたりは、薄暗い小屋の中で、お互いの傷を癒すかのように抱き合うのだった。それが、血族を超えた許されない恋だと知っていても─。

哀しき戦士に託された運命は、闇の過去に封印されていた。
マイケルが持っていたペンダントに触れたセリーンは、子供の頃にそれを見た記憶を感じる。はっきりと思い出せない彼女は、真相を確かめるため、マイケルと共に一族の年代記編者であるタニス(スティーヴン・マッキントッシュ)の元へ向かった。年代記に虚偽記述をしたとして、300年前にセリーンに追放されていたタニス。セリーンに脅された彼は、種族の創世にまつわる秘密を静かに語り始めた。ビクターだと信じられてきたヴァンパイアの始祖が、本当はマーカスであったこと、また、マーカスの双子の兄弟ウィリアムが最初のライカンであり、その凶暴性を抑圧するため、ビクターによって数世紀にわたり監禁されていることを…。そして、そのウィリアムの牢獄を建築したのは、セリーンの父親だった。牢獄の秘密を知り過ぎてしまった彼の口を封じるため、ビクターに殺害されたセリーンの家族。マーカスが狙っていたペンダントは、ウィリアムの牢獄の鍵だったのだ。蘇り始めた、セリーンの記憶。ビクター亡き今、セリーンが牢獄の場所を知る唯一の生存者となった─。

2つの鍵が導いたのは、闇の闘争を終結させることだった。
闇の世界に、裏切られていたセリーン。復讐を誓う彼女は、マイケルと共に最初の不死者アレクサンデル(デレク・ジャコビ)の元へ向かっていた。マーカスとウィリアムの父であり、ヴァンパイアとライカンの先祖でもあるアレクサンデルは、何世紀にも及ぶ種族間闘争の痕跡を、人目から隠してきた。ビクターが自分の体内に埋めていた牢獄のもう1つの鍵も、既に彼の元に…。そこへ、セリーンたちを追ってマーカスが現れた。彼は、双子の兄弟ウィリアムと共に、世界を支配しようとしていたのだ。マイケルに致命傷を与え、1つ目の鍵を奪ったマーカスは、セリーンに襲い掛かる。彼女の血を吸い、血の記憶から牢獄の場所も知られてしまった。父であるアレクサンデルまでも襲った彼は、2つ目の鍵も奪い取り、ウィリアムの牢獄へと向かう。この事態に、不死者の祖である自らの血を、セリーンに吸わせるアレクサンデル。セリーンだけが、この兄弟を止められる唯一の希望だった。始祖の血を継いだ、彼女の身体は?闇の世界を終結させる最後の闘いが、いま始まる─。

スタッフ

監督/原案:レン・ワイズマン
脚本/原案:ダニー・マクブライド
製作総指揮:レン・ワイズマン、ダニー・マクブライド、スキップ・ウィリアムソン、
      ジェームズ・マッケイド、テリー・A・マッケイ
製作:トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェッシ、デヴィッド・コートスワース、リチャード・ライト
視覚効果スーパーバイザー:ジェームズ・マッケイド
撮影監督:サイモン・ダガンA.C.S.
美術監督/クリーチャー・デザイナー:パトリック・タトポロス
編集:ニコラス・デ・トス
衣装デザイナー:ウェンディ・パートリッジ
作曲:マルコ・ベルトラミ

キャスト

ケイト・ベッキンセール(セリーン)
スコット・スピードマン(マイケル・コーヴィン)
トニー・カラン(マーカス)
シェーン・ブローリー(クレイヴン)
スティーヴン・マッキントッシュ(タニス)
デレク・ジャコビ(アレクサンデル・コルヴィナス)
ビル・ナイ(ビクター)

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