原題:Poseidon

2006年5月12日全米初公開

2006年/アメリカ/ 配給:ワーナーブラザース

2011年09月07日よりDVDリリース 2007年10月12日よりDVDリリース 2006年10月06日よりDVDリリース 2006年6月3日、丸の内ピカデリー1ほか全国ロードショー

(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.

公開初日 2006/06/03

配給会社名 0085

解説


この夏、世界に襲来する [究極のサバイバル体験]転覆した豪華客船から脱出を図る遭難者たちの決死行。
次々と襲いかかる“究極の瞬間”に、一瞬たりとも目が離せない!

10、9、8、7、・・・・・新年のカウントダウンが、大惨事への秒読みに変わる−。

海神の名を戴く世界屈指の大型客船「ポセイドン」。
その中でも贅を尽くした広大なボール・ルームに乗客の大半が集まっての華やかな宴。
そのころ海上では、恐るべき異変が発生していた。
巨大波“ローグ・ウェーブ”がポセイドン号に向かって猛烈なスピードで迫っていたのだ!

名作「ポセイドン・アドベンチャー」の、34年ぶりのリメイク作となる本作。オリジナルは、72年に公開され、世界中をスペクタクルと感動の渦に巻き込んだ、ハリウッド・エンターテイメントの記念碑的作品だ。その後のパニック・ムービーの火付け役ともなり、「タイタニック」にも多大な影響を与えたとされる映画史上屈指の傑作が、驚異のCG映像と、オリジナルをはるかに超える大スケールのもとよみがえる!

監督は『パーフェクト・ストーム』『トロイ』のウォルフガング・ペーターゼン。出演は『ステルス』のジョシュ・ルーカス、『オペラ座の怪人』のエミー・ロッサム、そしてカート・ラッセル、リチャード・ドレイファスなど。ベテラン俳優から注目の若手俳優など多彩な顔ぶれが命がけの脱出に挑む!

ストーリー

大みそかの夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではパーティーが始まっていた。同等クラスでは世界最高の客船のひとつであるポセイドン号は、高さが20階を超え、客室800、パッセンジャー・デッキ13を備える。
今夜、乗客の多くは新年を迎えるために着飾り、壮麗なダンスホールに集っている。ブラッドフォード船長(アンドレ・ブラウアー)の乾杯の音頭で彼らはシャンパン・グラスを上げ、《”ブラック・アイド・ピーズ”のボーカル、ファーギーこと、ステーシー・ファーガソンが率いている)バンドは「蛍の光」を奏で始め、宴は最高潮に……。
その頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じとっていた。水平線を調べていた彼は、それ……ローグ・ウェーブ(異常波浪)……を見たのだ。50メートル近くありそうな巨大な波が船に向かってくる。彼は致命的な打撃をかわそうと必死に舵をとるが、すでに遅すぎた。
そして衝突。とてつもない波に襲われた船は激しく揺れ、まもなく完全に転覆する。壊れた窓から海水が恐ろしい勢いで流れ込んでくるなか、乗客・乗員は落下し、あちこちにぶっかり、そして海にのみ込まれていく。支柱が倒れ、ガス管の破損により火災が発生し、明かりが消える。真っ暗な船内は完全なパニック状態になる。
衝突の衝撃がとりあえず収まった時、生き延びた数百人は水面下にあるダンスホールにかたまっていた。そこはかろうじて原型を留めていたのだ。船長は、ここで全員じっと救助を待つべきだと主張する。
だが、プロのギャンブラー、ディラン・ジョーンズ(ジョシュ・ルーカス)は船長の指示に従わず、独りで賭けに出る。彼は自力で脱出方法を見つけるためにダンスホールを出て行こうとするが、ひとりの少年に引き止められる。その9歳のコナー(ジミー∵ベネット)は、自分と母のマギー(ジャシンダ・パレット)を連れて行ってくれとディランに頼む。そしてロバート・ラムジー(カート・ラッセル)もすぐにあとに続く。彼は見失った娘のジェニファー(エミー・ロッサム)とその恋人クリスチャン(マイク・ボーゲル)をどうしても捜し出したい。この若いカップルはほんの1時間前には自分たちの婚約を父にどう告げたらいいか悩んでいたのだが、今では生きるか死ぬかの事態に直面している。
こうして、ディランは思わぬ展開に困惑しながらも、少数の”仲間”を率いて船内を進んでいく。じっと待つよりは行動することを選んだ人々の中には、内気な密航者(ミア・マエストロ)、生きる意欲を取り戻した自殺願望の男(リチャード・ドレイファス)、船内を熟知している若いウエーター(フレディー・ロドリゲス)などがいる。
船が沈み続けるなか、彼らは壊れた船内で道を見つけ、なんとか海面にたどり着こうとする。垂直面を必死で上り、行き止まりに絶望し、恐ろしい落下の危険にさらされながら、彼らは急速に絆を深めていく。仲間への、そして自分自身への信頼が揺らいだ時……それは死を意味する。

スタッフ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
脚本:マーク・プロトセビッチ
原作:ポール・ギャリコ
製作ウォルフガング・ペーターゼン、ダンカン・ヘンダーソン、マイク・プレイス、アキバ・ゴールズマン
製作総指揮:ケビン・バーンズ、ジョン・ジャシュニ、シーラ・アレン、ベンジャミン・ワイスブレン
撮影:ジョン・シール、'A.C.S.、A.S.C.
美術:ウィリアム・サンデル
編集:ピーター・ホーネス、A.C.E
音楽:クラウス・バデルト
衣装:エリカ・エデル・フィリップス
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キャスト

ジョシュ・ルーカス
カート・ラッセル
リチャード・ドレイファス
エミー・ロッサム
ジャシンダ・バレット
マイク・ボゲル
ミア・マエストロ
ジミー・ベネット
アンドレ・ブラウアー

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