原題:BloodRayne

ドイツが生んだハリウッドの反逆児

2006年1月6日全米公開

2006年 / アメリカ・ドイツ / 94分 / シネスコ / カラー / ドルビーデジタル / R-15 日活 ロマンアクション・ホラー ヴァンパイア&悪魔GO!GO!まつり 日本語版字幕:岡田壯平 協力:東京マルイ / ホラーTV / 東京国際ファンタスティック映画祭 宣伝:ドロップ 配給・宣伝:日活

2006年12月08日よりDVDリリース 2006年4月29日、新宿トーアほか全国順次ロードショー

(C)VIERTE BOLL KINO BETEILIGUNGS GmbH KG & CO. KG

公開初日 2006/04/29

配給会社名 0006

解説


全世界で超人気同名ゲームを最高のキャストとスタッフで映画化。
『ブレイド』のブレイドより強く、『アンダーワールド』のセリーンよりグラマラスな新たなダーク・ヒロインが誕生・・・その名は<血まみれ(ブラッド)レイン(レイン)>。
吸血鬼と人間の間に生まれた<ダムフィア:ハーフ・ヴァンパイア>の宿命を背負うレインは、母親を殺した父親への復讐と、その父親が企む野望を阻止するため、孤独で哀しき戦いに挑んでいく。 主演のレインには、『ターミネーター3』で女ターミネーター’T-X’としてセンセーショナルなスクリーンデビューを飾ったクリスタナ・ローケンが扮し、ヴァンパイア映画に新たな歴史を刻むエロティックでヴァイオレンスな<血まみれ(ブラッド)レイン(レイン)>を好演。レインの父でもある最強吸血鬼には、『ガンジー』でアカデミー賞に輝いた名優サー・ベン・キングズレーが演じ、ドラマに一層の重厚感を醸し出している。そしてヴァンパイア・ハンターたちに、『キル・ビル』のマイケル・マドセン、『バイオハザード』のミシェル・ロドリゲス、『タイガーランド』の若手注目株マシュー・デイヴィスらが扮している。更に、レインを導く修道士を『悪魔のはらわた』のウド・キアー、『タイタニック』のビリー・ゼーンがロドリゲス演じるキャタリンの父親を演じるほか、精力絶倫吸血鬼を欧米で大人気巨漢ヴォーカリストのミート・ローフ、秘密の武器商人を久々に元気な姿を見せる『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレが演じている。錚々たる曲者俳優たちによって、魅力満載の物語へと昇華している。
撮影は、18世紀のヴァンパイア伝説の雰囲気を再現するため、聖地ルーマニアで慣行された。
監督は、”ゲーム世代のスピルバーグ”とも呼ばれ、『ハウス・オブ・ザ・デッド』等、ホラー&アクションゲームの映画化には定評のあるウーヴェ・ボル。ハリウッドの澱んだシステムに辟易し、独自の映画製作を次々と進め、今や”ドイツが生んだハリウッドの反逆児”と称されている。第2のジョージ・ルーカスを彷彿させる製作活動は、ハリウッド映画界の注目の的になっている。

ストーリー



18世紀、ヴァンパイアが蔓延するルーマニアのとある村。サーカスのフリークショーで、観衆の前に連れ出される若き女性。もがく彼女の腕を水に入れると、突然皮膚が火傷していく。だが彼女に血を与えるや否や、負傷した腕は再生していく・・・。彼女の名はレイン、半分人間で半分ヴァンパイアの<ダムフィア>。
囚われの見世物になっているレインはある晩、レイプされようとした時、眠っていた本能が覚醒する。怒りを剥き出しにし、初めて人間の生き血を吸うレインは、サーカス団の友人までをも攻撃し殺しかけてしまう。怒りと後悔の念にさいなまれつつレインは森の中へ逃走する。
一方、ヴァンパイアと闘う「業火の会」のウラジミール、セバスチャン、キャタリンは、レインの事件を知り彼女を追跡し始める。
傷つき孤独なレインは彷徨いながら、自分が何者で、どれほどの力を備えているのか自覚し始める。そして運命に翻弄されるかのように占い師に出会い、驚愕の事実を知ってしまう・・・父親は最強のヴァンパイアと恐れらているケイガンであること、そしてケイガンが母親を殺したことを・・・。
レインは、母親の仇をとるためケイガンへの復讐を決意するが、ケイガンの砦は容易には侵入できない。しかし伝説の”ベリアーの3つの遺物”のひとつである”目”を手に入れればケイガンに会えるだろうと、修道士から示唆される。更にケイガンは遺物のひとつである”肋骨”を既に手に入れ、残る”目”と”心臓”の行方を追っており、その3つを手中にした時、世界を征服できるパーフェクト・ヴァンパイアが誕生してしまうということも・・・。
一方、自分の娘が生きていることを知ったケイガンはレインを<処理>するよう手下に命じる。レインは無数の罠が仕掛けられた修道院で”目”を手に入れたのもつかの間、ケイガンの手下に捕まってしまうが、危ういところでウラジミールたちに助けられる。<ダムフィア>として「業火の会」の檻に監禁されてしまうレインだが、使命であるケイガンへの復讐を語ることによって、次第に信頼関係が生まれていく。
しかしレインたちが「業火の会」の砦を離れている隙に、ケイガンの部隊が砦を急襲、全滅させてしまう。目的は自分であると確信したレインは、単独ケイガンの砦へと向かう。レインの哀しくも壮絶な宿命の対決の舞台が、今始まる!

スタッフ

監督:ウーヴェ・ボル
製作総指揮:ウーヴェ・ボル、ウォルフガング・ヘロルド
脚本:グィネヴィア・ターナー
撮影:マティアス・ニューマン
音楽:ヘニング・ローナー

キャスト

クリスタナ・ローケン
ミシェル・ロドリゲス
ベン・キングズレー
マイケル・マドセン
マシュー・デイヴィス
ビリー・ゼイン
ウィル・サンダーソン
ウド・キア
ミート・ローフ
マイケル・パレ
ジェラルディン・チャップリン

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