原題:Música cubana

心が歌いだす。

第61回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門“ヴェネチア・オリゾンティ”正式招待出品

2004年9月30日ドイツ初公開

2004年/キューバ・ドイツ・日本/カラー/88分/ 配給:ファントム・フィルム

2007年02月23日よりDVDリリース 2006年7月29日、吉祥寺バウスシアターにてレイトショー 2006年7月1日、シネクイントにてレイトショー

(C) 2004 Copyright VICTORY 21.Film Production GmbH & VICTORY Film Production & Distribution GmbH

公開初日 2006/07/01

配給会社名 0442

解説



大ヒットした『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも登場した歌手、ピオ・レイバ。その彼がタクシー運転手を案内役に、キューバの若手ミュージシャンと交流し、新しい才能を紹介していく。そんなストーリーはいちおうあるが、演奏シーンを中心とした構成は「半ドキュメント」だ。ストーリーというより、キューバの「いま」のミュージックシーンを世界へ向けて発信するのがこの作品の目的なのだから。ただし「いま」といっても新しさだけではなく、そこにはピオ・レイバに代表されるキューバ音楽の「ルーツ」が脈々と流れている。クライマックスのコンサートシーンは東京への「海外公演」。そこでの盛り上がりは言葉は不要だ。激しいリズムとすばらしい歌声による圧倒的な迫力に、酔いしれないはずはないからだ。

ストーリー



キューバではその名を知らない人はいないというほどの大ベテラン歌手ピオ・レイバ。ラジオ局へ向かう彼を偶然乗せたタクシー運転手バルバロは、若手ミュージシャンと組んでバンドを作ろうというアイデアを話す。初めは興味がなかったレイバだが、熱心なバルバロに連れられて女性シンガーのオスダルヒアの歌声を聴いてからは、本気で取り組み出す。2人は若くて実力のあるミュージシャンを求めて、ハバナの街のあちこちへ足を運ぶ。リハーサルを繰り返し、やがてバルバロの夢は海外公演へと向かう。

スタッフ

監督:ヘルマン・クラル
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
カルステン・ブリュニヒ
グイド・デ・アンジェリス
フランツ・ランデラー
撮影:イェルク・ヴィトマー

キャスト

ピオ・レイバ
マリオ・“マジート”・リベーラ
ペドロ・“エル・ネネ”・ルーゴ・マルティネス
ルイス・フランク・アリアス
テルマリー・ディアス
オスダルヒア・レスメス
ティルソ・ドゥアルテ
チキチャカ・ガールズ

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