原題:Ski Jumping Pairs−Road to Torino 2006−

スキージャンプ・ペアが遂に トリノオリンピックで正式種目に!?

東京国際映画祭2005 [ある視点部門]正式出品

2006年/日本/カラー/82分/35mm/ステレオ/ 配給:ファントム・フィルム

2006年03月17日よりDVDリリース 2006年1月28日、シネマライズにてロードショー

©2006 International Ski Jumping Pairs Federation

公開初日 2006/01/28

配給会社名 0442

解説


巷を爆笑の渦に巻き込んだスキージャンプ・ペアが遂にスクリーンからK点越えを目指す!

「一組のスキー板を二人同時に装着し、スキージャンプを飛んだらどうなるか…」スキージャンプ・ペアとは制作者である真島理一郎氏の突拍子もない発想から生まれたCG作品。元々は、真島氏がデジタルハリウッドの卒業制作として作った作品であり、国内のデジタルコンテンツのコンテストでは数々の賞を総ナメし、ネット等による公開で、一部の人たちから熱烈な支持を受けていた。その勢いは海外にも波及し、40以上の国際映画祭で上映され数々の賞を受賞。世界中を爆笑の渦に巻き込んだ。そして2003年11月、第一弾(限定版)がDVDとして発売されるとなんと即日完売。そしてそのオリジナリティと完成度の高さ、そして奇想天外なジャンプの連続、そしてスキージャンプ・ペア専属アナ茂木淳一氏の絶妙なアナウンスも加わって、異例の大ヒットを記録した。そして2004年12月、更にパワーアップした新ジャンプを引っさげて第二弾DVDが発売されるとこちらも大ヒットを記録、シリーズ売上40万枚を突破した。
そして遂に劇場用映画に進出した本作『スキージャンプ・ペア〜Road to TORINO 2006〜』は、競技の誕生から2006年2月開催予定のトリノ・オリンピッグの決勝までを追った真摯なヒューマン・ドキュメンタリー(!?)として製作され、来年のオリンピックに先駆けて、いち早く感動の決勝戦の模様をドキュメント(?)する!

スキージャンプ・ペアに隠された真実がついに明らかに!
競技誕生からトリノ・オリンピッグ決勝に到るまでの激闘と感動の歴史。

2006年2月に開催予定のトリノ・オリンピッグから正式種目となる大人気競技スキージャンプ・ペア。しかしそこにいたるまでの道のりは長く険しかった。一組の板に二人で乗り込み大空を舞う。このとてつもない夢に挑んだのは、北海道の物理学博士、原田敏文。今から約10年前、量子力学を専門にしていた原田は、ある偶然の現象をきっかけに独自に研究に研究を重ねある仮説を立てる。『特殊飛行体分裂論』通称ランデブー理論(注)である。その理論を実証すべく彼は双子の息子たちに夢を託した。“一組のスキー板を二人同時に装着し大空を舞う”そのパワーたるや通常のスキージャンプの比ではないと。
新競技スキージャンプ・ペアの誕生である。当初彼の理論は学会からは完全に無視されていたが、その人並みならぬ情熱とその意志を受け継いだ彼の息子たちの血のにじむような努力はやがて世界中のスキージャンパー達を巻き込んでいく。
スキージャンプ・ペアの誕生と歴史を追いながら、それに人生を捧げた人々の挑戦と苦悩の日々を描く感動のヒューマン・ドキュメンタリー。

(注)「特殊飛行体分裂論」(ランデブー理論)
北海道工科大学教授、物理学博士原田敏文が、1994年に発表した物理学の理論。相対性理論と超ひも理論を基礎とした理論で、これを提唱した最初の論文は1994年8月に英ネイチャー誌に掲載された「特殊飛行有機体分裂論〜愛のランデブー〜」。特殊飛行体分裂論自体は、これを含めた数編の論文からなる。通称「ランデブー理論」とも呼ばれる。この理論を「特殊」と呼ぶのは、ある条件を満たした有機体のみを扱うところによる。
「一部の有機体が氷点下環境において、加速飛行する時、その素粒子は、分裂し、安定状態を保つ」という従来の物理、化学の常識を覆す、画期的な発見であった。当初、学会からは、その信憑性に疑問の声もあがっていたが、1996年マサチューセッツ大学のノーマン・ベイツ博士の実験によって、その正しさが立証された。「ランデブー理論」を応用すれば、理論上はスキージャンプはペアで飛ぶ方が安定するということが明らかになっている。

ストーリー

スタッフ

総監督:真島理一郎
監督:小林正樹
ナビゲーター:谷原章介
ナレーション:政宗一成

キャスト

谷原章介(ナビゲーター)
政宗一成(ナレーション)
茂木淳一(実況)
船木和喜
萩原次晴
八木弘和
ガッツ石松
アントニオ猪木

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