原題:RUSH HOUR 3

ジャッキー・チェン&クリス・タッカー 世界最強お騒がせコンビが贈る大ヒットシリーズ最新作!

2007年8月10日全米公開

2007/アメリカ/カラー/100分 配給:東宝東和

2008年01月25日よりDVDリリース 2007年8月25日、有楽座ほか全国ロードショー

TM and ©MMVII New Line Productions, Inc. ©MMVII Unlike Productions ©New Line Home Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2007/08/25

配給会社名 0002

解説


  ついにこの夏、全世界の観客を大混乱《ラッシュアワー》に巻き込んで、バディムービーの金字塔を打ち立てた、あの最強刑事コンビが帰ってくる!
 前作『ラッシュアワー2』から6年、待ちに待った痛快アクション・ムービーのシリーズ最新作『ラッシュアワー3』は、さらに過激度がエスカレート!
 <在米香港領事館のハン大使が、中国マフィアの大物と思われる”シャイシェン”の存在を突き止めた為に狙撃される。一命を取り留めたハン大使と娘のソー・ヤングを守る傍ら、シャイシェンを追跡する事になったリー捜査官とカーター刑事。捕らえた暗殺者の一人から”シャイシェン”のヒントはフランスにあると知り、パリに渡った二人は、シャイシェンが人物名ではなく、中国マフィアの暗黒界を取り仕切るリーダー13人の名前が掲載されたリスト名である事を知る。しかも、そのリストのありかを探る鍵は、ジャンビエーブという女性ダンサーにあるらしい。リストを巡って、リー&カーターとマフィアとの壮絶な死闘が繰り広げられる中、リストの意外なありかと敵の全貌が明らかになって行く…。

 お馴染みのジャッキー&タッカーのハイテンションなやり取りは、すでに名人芸の域。痛快なバディ・ムービーとして、さらに面白さが際立っている。また、巨匠イングマール・ベルイマン監督の『第七の封印』(56)や『エクソシスト』(73)のメリン神父役で知られる名優マックス・フォン・シドー、エリック・ロシャン監督の『愛を止めないで』(91)、スティーブン・スピルバーグ監督『ミュンヘン』(05)などに出演し、監督としても活躍するイヴァン・アタル、『水の中のナイフ』(62)、『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、『戦場のピアニスト』(02)、『オリバー・ツイスト』(05)などの監督であり俳優としての出演作も多いロマン・ポランスキーなど、多士済々な出演陣が脇をがっちりと固めている。しかし、目玉は、なんと言っても、あの真田広之とジャッキーの初共演が実現したこと!『燃える勇者』(81)、『伊賀忍法帖』(82)、『里見八犬伝』(83)など、日本を代表するアクション・スターとして一世を風靡した真田広之。その存在を超えるスターは、今もって日本には現われてはいないと言っても過言ではない。『龍の忍者』(82)、ミシェール・ヨーと共演した『皇家戦士』(86)等の香港映画への出演を始め、近年は『ラスト サムライ』(03)、『PROMISE プロミス』(05)など、よりワールド・ワイドな活躍を見せているが、誰もが夢見たジャッキー・チェンとの共演はこれまで実現していなかった。それが、ついに実現。リーと兄弟同然に育った最強の適役として、984フィートもあるエッフェル塔上で、ジャッキー・チェンvs真田広之の死闘が繰り広げられる。
 史上最強のバディ・ムービー、『ラッシュアワー3』。これを観ずして、アクション・エンターテイメントは語れない!

ストーリー





これぞ、まさに超ド級のアクション・エンターテイメント!
真のブラザー(兄弟)の登場で、ふたりの関係も大混乱!!

ロサンゼルスの路上。刑事から交通係へと格下げされたカーター(クリス・タッカー)は、ヘッドホーンで聴く歌とダンスに夢中になりながら交通整理をしていた。そんな交通整理では、もちろん大渋滞だ。その頃、リー(ジャッキー・チェン)は、ハン大使(ツィー・マ)の護衛についていた。WCC(『WORLD CRIMINAL COURT』)シンポジウムの壇上で、今まで明かされてこなかった中国マフィアの“シャイシェン”の存在を突き止めたとハン大使が発言したその瞬間、彼は暗殺者の放った銃弾によって倒れる。向かいのビルからワイヤーで地上に逃走する暗殺者を確認したリーは、自らもビルから飛び降り追跡を開始する。無線でこの銃撃戦を聞きつけたカーターも、事情聴衆中だった女の子たちの車に乗り込み、現場へと向かった。素早い動きの暗殺者をなんとか追い込んだリーは、その男の姿を見て驚愕する。お互いを、ケンジ(真田広之)、リーと、名前で呼び合う旧知の仲だったのだ。そこに暴走する車で駆けつけたカーター。彼のせいで、ケンジには逃げられてしまう…。
一命をとり止めたハン大使だったが、大使の娘のソー・ヤング(チャン・チンチュー)も命を狙われていることを、彼女が通うクンフー道場で知ったリーとカーターは、病院へと戻る。そこに襲撃してくる暗殺者たち。銃撃戦の末、一人の暗殺者を取り押さえて尋問するが、何故か中国人でありながらフランス語しかしゃべらない。やっとのことで、謎を解く鍵となるジャンビエーブ(ノエミ・ルノワール)という人物の名前を聞き出すと、ハン大使の親友でWCCの代表を務めるレイナード委員長(マックス・フォン・シドー)のもとにソー・ヤングを預け、リーとカーターは、フランスへと飛んだ。
フランスで、いきなりレビ警視(ロマン・ポランスキー)に拘束され、お尻まで入国審査されてしまうというハプニングもありながらも捜査を開始。ジャンビエーブを追い求める二人に、ナイフ使いの刺客、ジャスミン(工藤夕貴)とマフィアが襲い掛かる。ジョージ(イヴァン・アタル)が運転するタクシーに乗り込んで、フランス市内を派手なカーチェイスを繰り広げながら逃げる二人。そこで再会したケンジから、リーとケンジが兄弟同然に育ったことをカーターは知らされる。リーはカーターに、ケンジと一緒に孤児院で育った仲であること、自分は11歳のとき、警官である育ての父の養子になり、一方ケンジはストリートで暮らすうちにマフィアの一員になったことを話す。「本当の兄弟じゃなければ関係ない」と言うカーターに、リーは「お前も俺の兄弟じゃないだろう」と発言してしまう。カーターはショックで、その場をあとにする。
リーと、カーターはそれぞれ、ムーランルージュで踊るジャンビエーブのもとへと向かった。舞台上の彼女をマフィアが殺そうとしていることを知った二人は、お得意のダンスと歌で、ジャンビエーブをステージから救出。彼女から“シャイシェン”は人物の名前ではなく、中国マフィア界を取り仕切るリーダー13人の名前が掲載されたリストであることと、その意外な隠し場所を知らされる。その頃、ケンジは、人質としてソー・ヤングの身柄を確保していた…。
果たしてリーとカーターの二人は、ソー・ヤングと“シャイシェン”を守り抜くことが出来るのか?そして、リーとケンジの結末は?パリの暗闇に浮かんだエッフェル塔で、最後の死闘の時は迫っていた!

スタッフ

監督:ブレット・ラトナー
製作:アーサー・サルキシアン
ロジャー・バーンバウム
ジェイ・スターン
ジョナサン・グリックマン
アンドリュー・Z・デイヴィス
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:ジェームズ・ミューロー
プロダクションデザイン:エド・ヴァリュー
衣装デザイン:ベッツィ・ハイマン
音楽:ラロ・シフリン

キャスト

ジャッキー・チェン
クリス・タッカー
真田広之
ノエミ・ルノワール
マックス・フォン・シドー
イヴァン・アタル
工藤夕貴
ロマン・ポランスキー
ジュリー・ドパルデュー
チャン・チンチュー
ツィ・マー
ロゼリン・サンチェス
サイモン・リー
ヴィニー・ジョーンズ

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