原題:TOPGUN

トム・クルーズの栄光はここから始まった…

1986年/アメリカ/パラマウント映画/1時間50分 配給:UIP映画

2013年06月21日よりDVDリリース 2005年10月21日よりDVDリリース 2005年9月3日(土)東劇ほか全国ロードショー

サブ題名 デジタル・リマスター版

公開初日 2005/09/03

配給会社名 0081

解説


人気、実力、ボックスオフィス──
ハリウッドの”ベスト・オブ・ベスト”に立つトム・クルーズは、
『トップガン』で世界にテイクオフした!

HIGHWAY TO THE DANGER ZONE──原点にして頂点!
 1986年、映画界に「事件」が起こった。圧倒的映像のスカイ・アクション映画が公開され、その中から全世界を熱狂させる男が出現したのだ。その男の名はトム・クルーズ。そして映画のタイトルは『トップガン』──ジェット・エンジンの轟音と共に大空を翔けるF14トムキャット。その銀色に輝く機体を操るのは、世界最高を目指す若きパイロットたち。彼らが所属しているのは海軍戦闘兵器学校、別名”トップガン”と呼ばれていた。プライドを賭けた闘いと燃え上がる恋、そして全編に鳴り響くサウンド。一大ムーブメントを起こした最強のエンターテインメント誕生から19年──決して色あせることのない青春映画が、日本独占のデジタルサウンド・リマスター版として甦る!

 『トップガン』が劇場に帰ってきたことは、『宇宙戦争』が全世界を席捲し、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作の製作がアナウンスされている今だからこそ大きな意味を持っている。トム・クルーズの主演作品として、全米興行収入では歴代3位(05年7月現在/公開中の『宇宙戦争』を除く)にランクされ、全世界興収は3億5380万ドル、日本でも39億円の配給収入を上げたメガヒット作なのである。それまで”YAスター”としてひとくくりにされていたトムは、この作品の成功で一気に世界的なスターの座を不動のものとした。その後、約20年に渡ってハリウッドを牽引してきたトム・クルーズの原点を見ることは、彼の魅力の再発見につながることだろう。
 
 トム・クルーズのみならず、現在活躍中のあらゆるスタッフ&キャストが『トップガン』を大きな出発点としている。ケリー・マクギリスは、その後『告発の行方』等の話題作に出演。ヴァル・キルマーは、『ウィロー』、『バットマン・フォーエヴァー』、『セイント』で確固たる地位を築いている。アンソニー・エドワーズも「ER/緊急救命室」で全世界に知られるようになった。その他にも、アカデミー賞俳優のティム・ロビンスや、ロマンチック・コメディの女王といわれたメグ・ライアンが若き日の瑞々しい演技を見せている。
監督のトニー・スコットも『トップガン』で独自のスタイルを確立したひとり。本作品の大ヒットによって彼の映像感覚が認められ、『ビバリーヒルズ・コップ2』、再びトムと組んだ『デイズ・オブ・サンダー』、『スパイ・ゲーム』等を次々と成功させている。またヒットメーカーとして君臨しているプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーの存在も見逃せない。『アルマゲドン』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が、後の代表作となっている。
アカデミー賞主題歌賞受賞の「愛は吐息のように」や、「デンジャーゾーン」等の80年代サウンドが溢れ、米海軍全面協力による迫力の戦闘シーンが繰り広げられる映像。今見ても興奮と感動を味わえる青春映画の傑作──トム・クルーズをはじめとする若き情熱がスクリーンにほとばしっている。

ストーリー



カリフォルニア州、ミラマー海軍航空基地。トップ1パーセントを目指す若者たちがF14トムキャットに搭乗し、音速を超えるスピードで1分間に3万フィートを飛翔。パイロットのマーヴェリック(トム・クルーズ)と、レーダー員のグース(アンソニー・エドワーズ)も、その中で”ベスト・オブ・ベスト”を目指すパートナーだった。繰り返される厳しい訓練を、型破りなマーヴェリックは無謀ともいえるテクニックで次々にクリア。しかし危うさと隣り合わせの姿を見て、ライバルのアイスマン(ヴァル・キルマー)は冷ややかな笑いを浮かべていた。

 一方でマーヴェリックは新任の女性教官に魅せられていた。彼女は航空物理学博士のチャーリー(ケリー・マクギリス)。あくまでも教官と訓練生の関係ではあったが、次第に親密になった2人は、やがて求め合うように恋に落ちていった…。

 相変わらず無謀なフライトを繰り返すマーヴェリック・ペアだが、訓練中にジェット・エンジン後流に巻き込まれてしまう。機は失速し、コントロール不能──緊急脱出した現場に救急班が駆けつけた時、グースはすでに息絶えていた…。親友の死はマーヴェリックを失意の底に沈め、チャーリーの慰めも耳に入らない。やがて彼はトップガンを去る決意をするのだった。
トップガンの卒業式。出席していたマーヴェリックたちに突然出動命令が下る。米国の情報収集船が、敵機の脅威にさらされているのだ。これは訓練ではなく実戦──パートナーの死を乗り越え、マーヴェリックはF14でスクランブル発進するのだった…。

スタッフ

監督:トニー・スコット
製作:ドン・シンプソン
   ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ジム・キャッシュ
   ジャック・エップスJr
撮影:ジェフリー・L=キムボール
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
   ジョルジオ・モルダー
編集:クリス・レベンゾン
   ビリー・ウェバー
プロダクション・デザイン:ジョン・デキュアJr
サントラ盤:ソニー・ミュージック ダイレクト

キャスト

(マーヴェリック):トム・クルーズ
(チャーリー):ケリー・マクギリス
(アイスマン):ヴァル・キルマー
(グース):アンソニー・エドワーズ
(ヴァイパー):トム・スケリット
(キャロル):メグ・ライアン

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