原題:De battre mon coeur s'est arrete

僕から音楽があふれ出す

2005年ベルリン映画祭 銀熊賞(最優秀音楽賞)受賞・銀熊賞ノミネート

2005/フランス/カラー/35mm/108分 配給:メディアスーツ、ハピネットピクチャーズ

2006年05月26日よりDVDリリース 2005年10月8日、アミューズCQN他にてロードショー!

公開初日 2005/10/08

配給会社名 0066

解説


『天使が隣で眠る夜』『リード・マイ・リップス』の名匠ジャック・オディアール監督が、ハーヴェイ・カイテル主演、ジェームズ・トバック監督のフィルム・ノワール『マッド・フィンガーズ』(78)を、現代のパリに舞台を移してリメイク。裏の世界に身を落としながら、ピアニストの夢を追う主人公の苦闘と立ちはだかる現実、父子の愛憎、友情と裏切りを鮮やかに描ききった物語が、この3月にフランスで公開されるや、ここ10年来の傑作!として熱狂的な反響を呼び起こした。主人公のトム役を、この作品でフランス映画界を背負う若手スターとなったロマン・デュリス(『スパニッシュ・アパートメント』『ルパン』)が好演。繊細さと野生さを兼ね備えたキャリア最高の演技で見せる。共演に『リードマイ・リップス』のエマニュエル・ドゥヴォス。

ストーリー



トムは28歳。放埓な父親の後を継ぐことを宿命づけられているように、今は、薄汚れた時として残酷な裏切りが横行する不動産の裏ブローカーの世界に生きている。しかし、彼の心には、何時の日にか、母親のようなピアニストになりたいという夢が眠っていた。その夢は突然動き出す。ある日、彼は昔の恩師に出会い、再びピアニストの道を進められたのだ。心を揺さ振られた彼は過酷な裏家業と仲間から離れようと試みる。彼を助けるのは、ただ一人。フランス語を話すこともできない中国からやってきた女流ピアニストのみ。音楽だけを唯一の会話として、二人は、ピアニストのオーディションを目指して、練習に励むが、その前には幾つもの困難が立ちはだかっていた…。

スタッフ

監督:ジャック・オディアール

キャスト

ロマン・デュリス
エマニュエル・ドゥヴォス
オーレ・アッティカ
ニール・アルストラップ

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