NEW GENERATION THRILLER

2005年/日本映画/HD作品/カラー/77分 配給:日本出版販売株式会社+スローラーナー

2006年03月01日よりDVDリリース 2005年10月15日、シネマライズにて『プレイ』『ブース』連続レイトショー

公開初日 2005/10/15

配給会社名 0434/0048

解説


もし誘拐した少女が、すでに死んでいたとしたら…。
廃校に響く怪しい物音。次々と死んでいく誘拐犯たち。
少女をめぐる“謎”は、ひとりの男の“封印した悲しい過去”までも明らかにしていく…。

ミツル(玉山鉄二)とマキ(水川あさみ)は、ひとりの少女を誘拐した。廃校になった小学校の校舎に仲間と身を潜める二人。もうすぐ身代金が入ってくる。それをヤクの資金として、うだつのあがらない“今”からぬけ出すのだ。しかし、ミツルの誘拐には、ひとつの誤算があった。誘拐した“篠原愛”という少女は、すでに死んでいたのだ。廃校に響く怪しい物音。校舎の中に見え隠れする少女の姿。手首を切り取られてひとりひとり死んでいく誘拐犯たち。「お前は、一体誰なんだ…?」。そして、少女をめぐる“謎”は、ひとりの男の“封印した悲しい過去”までも明らかにしていく…。

“絶対恐怖”への挑戦。
玉山鉄二(主演)×・佐藤祐市監督で描き出す、
廃校の惨劇、心の闇、そして、人を愛するということ…。

映画の“恐怖(ルビ:スリラー)”は新しいステージに突入した。“絶対恐怖 NEW GENERATION THRILLER”は、新たな映像クリエータと俳優たちで“絶対恐怖”への引き金をひくのだ。ミツルを演じるのは、羽住英一郎監督『逆境ナイン』、大谷健太郎監督『NANA』と主演作、出演作が公開される玉山鉄二。「これまでにない“恐怖映画”を作りたい」と心に闇を抱く誘拐犯を繊細に演じている。月野樹隆史監督『深紅』の水川あさみ、名優、小日向文世が脇を固めている。また、主題歌で、「STORY」などその類い希な歌唱力により多くの女性ファンを魅了するAIが参加。監督は、CXドラマ「僕の生きる道」「ウォーターボーイズ」で注目を浴びる演出家、佐藤祐市が劇場公開映画に初挑戦。恐怖と惨劇を経験するミツルを通して、“ひとつの忘れられない愛”の姿を鮮やかに描き出した。

ストーリー

ミツル(玉山鉄二)とマキ(水川あさみ)は、ひとりの少女を誘拐した。
廃校になった小学校の校舎に仲間と身を潜める二人。それは、ミツルの卒業した小学校だった。
もうすぐ身代金が入ってくる。それをヤクの資金として、うだつのあがらない“今”からぬけ出すのだ。
しかし、ミツルの誘拐には、ひとつの誤算があった。
誘拐した“篠原愛”という少女は、すでに死んでいたのだ。
怯えるマキ。
しかも、少女の姿が、呆然とする二人の目の前から消えたのだ。
人気の校舎を誘拐した少女を探すミツル。廃校に響く怪しい物音。
校舎の中に見え隠れする少女の姿が、ミツルが封印したはずの記憶を浮かびあがらせていく。
「お前は、一体誰なんだ…?」。
それは、事故で失った幼い妹の記憶だった…。

そこにミツルの部下であるヤスダとシマたちが、教えたわけでもないのにやってくる。
ピアノの音。
断続的に響くトイレの不振な水音。
仲間たちと探しても少女は見つからない。

「俺は、お前を殺したんだ…あの日」
ミツルにだけは、姿を見せる少女が、ミツルの精神を追い詰めていく。
そんな時、シマが何者かに手首を切り取られて死んだのだ。

ミツルだけではない、少女によって何かが、狂い始めていた。
シマと同じように手首を切り取られてひとりひとり死んでいく誘拐犯たち。
明らかになるヤスダとマキの裏切り。
彼らがミツルに仕掛けた罠。
ミツル、まるで世界にひとりきりのようだ。
そして、ヤスダがこの小学校で殺した女子高校生の影。
悲劇は、すぐそこに迫っていた。
みんな死ぬ。
ミツルが、決して忘れることが出来なかった“愛”の記憶を残して…。

スタッフ

監督:佐藤祐市
エグゼクティブプロデューサー:古屋文明、尾越浩文 
製作:小松賢志、迫田真司 
制作統括:山森哲郎、南條昭夫 
企画プロデュース:小林智浩、小榑洋史 
脚本:小川智子
音楽:吉川慶
プロデューサー:森谷雄、西前俊典
ラインプロデューサー:芝祐二、保坂克己

キャスト

ミツル:玉山鉄二
マキ:水川あさみ

ヤスダ:篠田光亮
シマ:豊永利行
ユウキ:小林且弥
篠原愛:中澤花恋
めぐみ:森迫永依
少年時代のミツル:堀本昂弥
女子高生:朝倉えりか
若い女:樋口史
青柳たづ子:森康子

妻:宮田早苗

夫:小日向文世

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