2005年/日本/ 配給:アルゴピクチャーズ

2005年12月22日よりDVDリリース 2005年7月16日〜29日、渋谷ユーロスペースにてレイトロードショー

公開初日 2005/07/16

公開終了日 2005/07/29

配給会社名 0090

解説




ごく普通の女子高生、薫。一年前に母親を交通事故でなくした彼女はある朝突然、時空の歪みに巻き込まれてタイムスリップしてしまう。そこは過去の世界といってもたった一年と二日前。しかし、薫にとっては愛する母を救うただ一度のチャンス。60年前の戦場からタイムスリップした水兵の康二郎は「タイムトラベラーは過去を改変してはならない」と忠告するが、薫の決心は変わらない。果たして薫は母を救うころはできるだろうか、そして彼女が元の世界に戻ることは…。
 21世紀になっても人類にとってただひとつ未踏の領域、それが時間。もし、この時間を自由に操ることができたら?愛する人が亡くなる前に助けてあげたい、あるいはもう一度言葉をかけてあげたいという願い。もし時間を過去へさかのぼることができたら、その願いは叶うはず…。SF小説の祖、H・G・ウェルズが1895年に発表した「タイム・マシン」以来、このテーマの小説や映画は数多く、とりわけ映画では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『時をかける少女』『ある日どこかで』など、数々の名作が作られてきました。『アインシュタインガール』は人々を永遠に魅了してやまない、この時間旅行というアイデアをテーマにした青春ファンタジー。20世紀を代表する天才科学者アインシュタインの提唱した相対性理論をベースにした知的エンタテインメント精神あふれるストーリーに、十代の少女の家族に対する思いや友達との友情が上官豊かに描かれます。アインシュタインの没後50年を迎える今年、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスリルと『時をかける少女』のリリシズムに加えて、家族の絆の強さと今を生きる大切さをうたった感動作がここに誕生しました。
主演は映画、テレビ、グラビア、CMなどで活躍する岩佐真悠子。多感な十代のヒロインを等身大で演じて表現力に磨きをかけた好演を披露、女優として成長著しいところをみせている。彼女を囲む共演者には、小松愛、福士誠治の期待の新星に加え、キムラ緑子、田口トモロヲの両ベテランが両親役に扮し、味わい深い演技で映画の要所を締めている。
監督・脚本はJホラーの先駆けとなった『富江』、吉田秋生原作の青春ラブストーリー『ラヴァーズ・キス』など、多彩なジャンルを手がける及川中。全編、千葉県佐倉市のユーカリが丘でロケーション撮影が行われ、印旛沼に代表される緑と高層ビル群が自然に調和しているこの街の魅力的な風景が、映画のもうひとりの主役となっています。街を走り抜ける環状鉄道「こあら号」が時空を越えるタイムマシンとなっているのも見所。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:及川中
製作:ソフトバンクBB株式会社
制作:パノラマ・コミュニケーションズ
制作協力:アルチンボルド
製作:榊俊人、星邦博
企画:檜山忠史、平田樹彦
プロデューサー:成田尚哉
ポストプロダクション・プロデューサー:宮田三清

キャスト

岩佐真悠子

小松愛
福士誠治
秋山莉奈
矢口聖来
鈴木一功
渋谷正次
フジ山
広瀬悠江
渡瀬実幸
小池里奈

キムラ緑子
田口トモロヲ

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