原題:The Da Vinci Code

ダ・ヴィンチは、その微笑みに、何を仕組んだのか。

2006年カンヌ国際映画祭オープニング作品

2006年5月19日全米初公開

2006年/アメリカ/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2009年04月16日よりDVDリリース 2007年11月28日よりDVDリリース 2006年11月03日よりDVDリリース 2006年5月20日、日劇1+3ほか全国東宝洋画系にて超拡大ロードショー

(c) 2006 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved

公開初日 2006/05/20

配給会社名 0042

解説


全世界3,800万部、空前の大ベストセラーは始まりにすぎなかった──
2006年5月、ついに史上最大の暗号が解き明かされる!

 2003年の刊行以来、44ヵ国語に翻訳され、全世界で3800万部を超える驚異の大ベストセラーとなったダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」。今も世紀の天才と讃えられるレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」「岩窟の聖母」「最後の晩餐」に、驚くべき秘密が仕組まれていた。名画に隠された暗号を解き明かせば、歴史を揺るがす恐るべき真実にたどり着く……。事実に基づきながら、独自の解釈と大胆な想像力を加え、超一級のエンタテインメントに仕立てられたこの小説は、日本でも220万部を突破、現在も売り上げは伸び続けている。この空前の大ヒットを受けて、ダ・ヴィンチにまつわる数々の謎について語られた関連本が続々と刊行、TVでも特集番組が組まれるなど、もはや「ダ・ヴィンチ・コード」は小説を超えた社会現象と化したのだ。
世界的な熱狂が加速するにつれて、映画化を望む声が高まった。そして2003年に完全映画化が決定、今度は世界中が、キャスティングの行方を見守った。最も注目された、殺人犯の容疑をかけられながら暗号の謎を追う主人公のロバート・ラングドンには、多種多様な役柄を完璧にこなし、『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を2度受賞したトム・ハンクスに決定した。続いて、ラングドンの暗号解読の旅に同行する、フランス司法警察暗号解読官ソフィー・ヌヴーには、フランスを代表する女優、『アメリ』のオドレイ・トトゥが決まった。さらに2人を追いかけるベズ・ファーシュ警部には、今や名実共にハリウッド・スターの地位を築いた『レオン』のジャン・レノ。ラングドンの友人で彼に協力する学者リー・ティービングには、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作で知られるイギリスの名優イアン・マッケラン。その他、『スパイダーマン2』の個性派俳優アルフレッド・モリーナ、『ドッグヴィル』の若手演技派ポール・ベタニーらが重要な役を演じている。
これだけのファンを持つ原作を映画化するという重責を果たすのは、大ヒット作『アポロ13』、アカデミー賞監督賞を受賞した『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督。また、『ビューティフル・マインド』で同じく見事アカデミー賞を受賞したアキバ・ゴールズマンが、脚本を手がけている。撮影は『シンデレラマン』のサルヴァトーレ・トチノ、音楽は『ライオン・キング』でアカデミー賞を受賞、『パール・ハーバー』『ラスト・サムライ』など超大作を手がけているハンス・ジマー。
観光名所や歴史的に有名な建築物が多数登場する原作に従い、パリとロンドンを結ぶ大々的なロケが敢行された。中でも重要な舞台の1つであるルーヴル美術館での撮影が実現、スクリーンに本物の美しさを焼き付けた。
2006年5月20日、世界をのみこむ現象が遂にクライマックスを迎える!

ストーリー



ダ・ヴィンチが名画に隠した暗号とは?
歴史の真実を託された2人は、謎の扉を開けることができるのか──

 始まりは、実に奇妙な殺人事件だった。パリのルーヴル美術館で発見された、館長のジャック・ソニエールの他殺体は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模した形で横たわっていた。しかもそれは、瀕死の傷を負った身で、自ら作り上げたものだった。さらに死体の周りには不可解な暗号が残されていたのだ。
講演会のためパリを訪れていた、ハーヴァード大学の教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)が、深夜にもかかわらず現場に呼ばれる。フランス司法警察のベズ・ファーシュ警部(ジャン・レノ)は、表向きはラングドンの専門知識を駆使して捜査に協力してほしいと求めてきたが、実は彼は第一容疑者なのだ。ラングドンはその夜、ソニエールと面会の約束をしていた上に、暗号の中に彼の名前が記されていたのだ。
 ファーシュ警部が巧みな誘導尋問で、ラングドンから証拠となる発言を引き出そうとしていた時、暗号解読官のソフィー・ヌヴー(オドレイ・トトゥ)が現れる。ソニエールの孫娘であるソフィーは、現場の写真を見て、ひと目で祖父が自分だけにわかる暗号を残したことに気付いた。さらにラングドンが無実であることにも。ソフィーはファーシュ警部を巧みに欺き、ラングドンを連れてルーヴルから逃走する。ソニエールが暗号で隠し場所を示した、ある秘密結社の紋章が刻まれた鍵を持って……。
 警察の厳しい追跡をかわしながら、暗号の謎を解き始める2人。しかし、それは新たな謎の始まりに過ぎなかった。ソニエールが深く関わっていたらしい、秘密結社の目的とは? ダ・ヴィンチが絵画に残した、歴史を揺るがす暗号とは? そして、ソニエールから2人に託された、重大な真実とは? 今、警察とは別の追っ手が、2人に迫ろうとしていた……。

スタッフ

監督:ロン・ハワード
製作:ブライアン・グレイザー、ジョン・コーリー
製作総指揮:トッド・ハロウェル、ダン・ブラウン
原作:ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(角川書店)
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
プロダクションデザイン:アラン・キャメロン
衣装デザイン:ダニエル・オーランディ
編集:ダニエル・P・ハンリー、マイク・ヒル
音楽:ハンス・ジマー

キャスト

トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
アルフレッド・モリナ
ジャン・レノ
ポール・ベタニー
ユルゲン・プロフノウ
エチエンヌ・シコ
ジャン=ピエール・マリエール

LINK

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http://www.sonypictures.com/movies/thedavincicode/
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