なんどでも恐怖を下さい 増殖するジャパニーズ・ホラー、長篇劇場版登場!!

2006年/日本/カラー/35mm/86分/ 配給:スローラーナー

2006年12月06日よりDVDリリース 2006年7/22(土)より、シネマート六本木にてロードショー

公開初日 2006/07/22

配給会社名 0063

解説


何度でも恐怖を下さい 増殖するジャパニーズホラー「怪談新耳袋」

「怪談新耳袋」は、当代随一の怪奇蒐集家、木原浩勝と中山市朗の二人が全国から収集セレクトした実際にあった怖い話「新耳袋」を原作として、BS-iで放送された怪談ショートフィルムである。これまで清水崇、吉田秋生らが参加して99作のテレビシリーズが制作され、劇場版としては「怪談新耳袋 ノブヒロさん」が第三作目にあたる。このシリーズは海外でも高い評価を獲得、アジアで全国公開(タイ・台湾・シンガポール・マレーシア・インドなど9ヶ国)で成功を収めた。他、展開している国は以下の通り、北米、イギリス、ベルギー、ルクセブルグ、オランダ、デンマーク、アイスランド、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデッシュなど、「怪談新耳シリーズ」は着実に世界感染を続けている。(現在21カ国)

ママ、ついて行っちゃ駄目

2006年のエランドール新人賞を受賞した主演の内山理名は、今回初めて母親役に挑戦している。ストーカーとなった霊に狙われ逃れようとするが、もし、自分が行かなければ愛娘が連れて行かれるといった枷に葛藤する。2人が共に逃げられるかがこの作品のクライマックスになる。「ノブヒロさん」の原作は「新耳袋・第七夜」に収めされているもので、原作の中でももっとも怖い作品だ。脚本に映画「地獄甲子園」の加藤淳也が参加、主題歌は諫山実生が歌っている。

「遂に彼女は生まれ変わった。私の運命のひと…」
「エッチャン、一緒に行こう…」

ストーリー



デザイン会社に勤務するシングルマザーの悦子(内山理名)は、ある日仕事で、画家の島崎ノブヒロ(平田満)のアトリエを訪問する。悦子のことを昔から知っているかのように初対面から親しげに「エッチャン」と呼ぶノブヒロは、彼女をモデルに絵を描きたいと言い出す。戸惑いながらも悦子は応じ、以来、彼のアトリエに通う毎日が始まった。日々親しくなる2人、それは悦子にとっても楽しいひとときだった。しかし、彼女の一人娘・彩香がノブヒロに異常なまでに怯えるのは、何故なのか…。ある晩、彩香が高熱を出してうなされる。その翌日、ノブヒロが謎の死を遂げたことを警察から知らされる悦子。その死亡推定時刻にノブヒロが悦子のアパートにやってきたことを、彼女は警察に言いそびれてしまう。「一体何がノブヒロさんに起こったの…」。不可解な謎を解くために悦子は封印されたアトリエに忍び込み、そこでノブヒロと自分を繋ぐ、身も凍る驚愕の事実を知るのだった…。ノブヒロは、80年前に引き裂かれた恋人を求め続ける怨霊なのか、そして悦子は悲劇の恋人の転生なのか…。

スタッフ

監督:豊島圭介
脚本:加藤淳也
プロデュース:丹羽多聞アンドリウ、山口幸彦 
原作:木原浩勝、中山市朗「新耳袋 第七夜」「縁にまつわる十四の話」
(メディアファクトリー刊・角川書店刊)
主題歌:「HORIZON」 諫山実生(東芝EMI)
音楽:遠藤浩二
ラインプロデューサー:鈴木浩介
撮影:金谷宏二
照明:田村文彦
美術:橋本優
製作:怪談新耳袋劇場版製作委員会
 BS-i、キングレコード
制作協力:ハニーバニー
配給:パンドラ
宣伝:ライスタウンカンパニー

キャスト

内山理名
平田満
高橋和也
田島令子
岩本千波
でんでん
筒井真理子
佐々木すみ江
織本順吉

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