2005年/日本/カラー/116分/ 配給:レイトゥースリー

2005年4月30日よりUP LINK Xにてロードショー

公開初日 2005/04/30

公開終了日 2005/05/13

配給会社名 0623

解説

「男前 日本一の画家(えかき)になったる!」
プロ野球に憧れ、甲子園に出ることを夢見た少年時代〜元巨人軍選手張本勲と共に甲子園を目指した浪商野球部時代(浪商のヤマモトじゃ!)指導者として甲子園を目指した奈良、智弁学園野球部監督時代(男前 泣いて笑って泥まみれ)。
そして日本一の親分になろうとした極道時代。
この物語は極道時代から画家(えかき)に転身した山本集の捨身で生きてきた生き様を描いた。
「実録なにわ山本組捨て身で生きたる!」「浪商のヤマモトじゃ!」「男前泣いて笑って泥まみれ」そして完結編ともいえる「男前 日本一の画家(えかき)になったる!」。
二十七の歳で極道の社会に入り、三十歳で山本組を旗揚げ。ヤクザになった山本の生活はその後四十八歳までの二十二年間に渡って続いた。
その間、命がけの抗争を何度も経験した。
今でも頭に残っている一筋のハゲはある出入りのときに相手が撃った拳銃の弾がかすめた跡だ。野球を忘れた山本は身も心もヤクザに染まっていた。ところが、そんな山本が極道の足を洗うことになった。力を貸してくれたのは浪商の仲間たちだった。
先般、書籍発売記念のサイン会が行われた。強面の山本から溢れる優しい笑顔は、極道時代から人を抱擁する性格を垣間見ることが出来る。そして山本の持つ筆から描かれる文章は人を勇気づける。
最近、ある新聞の取材で富士に行ったという。久しぶりの富士を見て、改めて自分の未熟さを感じたと言う。

ストーリー

昭和54年夏山本は京都の山科刑務所にいた。孤独を抱きしめ、孤独と遊ぶ、この世の地獄の生活であった。二年後の暮れも押し迫った頃、山本は淡路会会長、以下総勢百人ほどの出迎えを受け出所する。
山本組の若頭吉永、組員の粟津、内海はいつも山本と行動を共にしていた。金策に奔走していたときの運命の出会い。
現在バットからドスへ、ドスから絵筆に持ち替えた山本であるが。
「男前泣いて笑って泥まみれ」で山本集役を演じた風間貢、いつも山本を思いやる淡路会副会長役に三木良介、受刑者同士、熱くお互いを尊敬しあう川島役に加勢大周、山本が会長として尊敬する淡路会会長大垣役に誠直也、兵庫一家総裁兵庫惣一役に長門裕之、若頭役に伊吹吾郎、徳浦会元組員に松田優、兵庫一家幹部堀田真三、武蔵拳など、任侠映画でははずすことの出来ない大御所ぞろい。
山本組組員で常に山本を支える松田一三、辻本晃良、倉見谷誠、山本を慕う純子役に
上良早紀、高校生役松山まみ、画家(えかき)としてのきっかけを作る浪商時代の仲間谷川会長役に国広富之など。

スタッフ

原作・総監督:山本集
監督・撮影:市川徹
脚本:伊藤康隆
製作:矢野明、山本健二、岡田国昭
プロデューサー:鈴木一博、飯島茂
キャスティングプロデューサー:佐波正彦
ラインプロデューサー:山地昇 
監督補・編集:小美野昌史
助監督:金澤克次
VE:市原敬司
CA:有田浩
照明技師:斉藤志伸
録音技師:内田誠
美術:西村徹
ヘア・メイク:岩井裕一
衣裳:波多野芳一(第一衣裳)
特殊効果:ビル・横山、会田文彦(ブロンコ)
擬斗:深作覚(日俳連・アクション部会)
音楽:高木隆次
スティール:大崎正浩
制作担当:大内裕
委員会(デスク):喜多知子
車輛:ストロングワーク
劇用車:松本剛
撮影機材:(株)ありあ
特殊機材:NK特機
主題歌「Wall」
  唄:風間貢
  作詞:高木隆次
  作曲・編曲:高木隆次

キャスト

風間貢
美木良介
加勢大周
誠直也
伊吹吾郎
上良早紀
松山まみ
松田優
国広富之
長門裕之
松田一三
堀田眞三
大西結花

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