2005年/日本/ 配給:東宝

2006年04月28日よりDVDリリース 2005年10月29日(土)全国東宝洋画系ロードショー

(C)2005「春の雪」製作委員会

公開初日 2005/10/29

配給会社名 0001

解説



愛しては、ならない。

大正初期の華族社会を舞台に、侯爵家の若き嫡男と伯爵家の美しき令嬢の雪のごとく淡く消えゆく愛の物語。運命に導かれて愛し合い、やがてその運命に翻弄され悲劇へと向かう男女を人気・実力ともに絶頂の妻夫木聡と竹内結子が演じる。三島由紀夫原作『豊饒の海』シリーズの第1作「春の雪」を、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』の若き俊英、行定勲監督が儚くも美しき悲恋のラブストーリーとして紡ぎだします。

『世界の中心で、愛をさけぶ』で日本映画界注目のヒットメーカーとなった行定勲監督が、悲しくも美しいラブ・ストーリー『春の雪』の映画化に挑みます。主人公の偏向した感性を体現する妻夫木聡、ヒロインの気品と儚さを兼ね備えた竹内結子という最高のキャスティングは、行定監督の強い希望もあって実現に至りました。さらに撮影監督として、『戯夢人生』『花様年華』の李屏賓(リー・ピンビン)が参加。スタイリッシュな映像で作品世界を描き出します。原作『春の雪』(新潮社刊)は三島の最高傑作とも評価されており、世界中の名だたる映像作家たちが映画化を熱望してきました。今回の映画化が全世界注目の的になる事は間違いありません。

ストーリー



侯爵家の嫡子・松枝清顕(妻夫木聡)と、伯爵家の令嬢・綾倉聡子(竹内結子)は幼馴染み。ふたりはいつしかお互いに淡い恋心を抱くようになっていた。そんな折、聡子が宮家の洞院宮に見初められて、縁談話が持ちあがる。突き放した態度をとる清顕に失望した聡子は洞院宮家との縁談を受けてしまう。清顕は聡子が自分のものにならないことを知るや、初めて彼女を愛していることを自覚し、激しく聡子を求めるのだった。一度は清顕への想いを断ち切ろうと決めたが、次第に彼の愛を受け入れるようになる聡子。ふたりは逢瀬を重ね、束の間の愛に身を焦がすが、運命は過酷にも愛し合うふたりを引き裂こうとしていた……。

スタッフ

監督:行定勲
原作:三島由紀夫(新潮社刊)

キャスト

松枝清顕:妻夫木聡
綾倉聡子:竹内結子
高岡蒼佑
及川光博
田口トモロヲ
高畑淳子
石丸謙二郎
宮崎美子
岸田今日子
真野響子
山本圭
榎木孝明
大楠道代
若尾文子

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