原題:Dogora - Ouvrons les yeux

本国フランスにて2004年11月10日公開予定

2004/フランス/80min 配給:アルバトロス・フィルム

2006年12月23日よりDVDリリース 2006年8月26日、東京都写真美術館ホールにて公開

公開初日 2006/08/26

配給会社名 0012

解説

ルコントが感じた、これまでにない激しい衝動。
それは、壮大な音楽と映像によって『DOGORA』へと姿を変えた—。

ある時、ルコントは運命の一曲との出会いを果たし、そしてその記憶を心の奥底に秘めたまま、ある地を訪れた。
フランスの音楽家エティエンヌ・ペルションが生み出した曲《DOGORA》と、溢れる生命感に圧倒される国、カンボジア。『DOGORA』は、ルコントがこの2つの衝動に駆られて作った映画だ。

《DOGORA》を聴いた瞬間、ルコントはその曲から迫り来る激しさに圧倒され、しばらくその場を動くことができなかったという。そして何度も何度も聴き返し、自分の心に刻み込んだ。この感動は、実弟が住む国カンボジアに降り立ったときに再び沸き起こった。未だかつてないほどの衝撃。彼の中で何かが始まったのだ。カンボジアに住む人々や風景、そこに存在する全てのものは、彼の中で流れるように《DOGORA》へとつながっていった。

本作に対して映画監督パトリス・ルコントは次のように述べている。「ずっとこういう映画を撮りたかった。10年前はその勇気がなかっただけだ。長年の想いを実現できたことにとても満足している。私の心の鼓動にもっとも近い、そしてもっともシンプルな作品」と。フィクションでもドキュメンタリーでもなく、あるがままの音楽と映像だけで構成された本作は、観る者を強烈に惹き付ける”生命のパワー”に満ち溢れている。それは私達の身近にある、最も普遍的で、最も感動的なものに他ならない。

ストーリー

スタッフ

監督:パトリス・ルコント

キャスト

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